【ワンピース973話考察】世界がひっくり返るという意味|世界がひっくり返る?
世界がひっくり返る?
『世界がひっくり返る』…
ひっくり返るとは、
裏から表へ
表から裏へ
今あるその面が裏返る事を指す言葉だと思いますが、
『世界がひっくり返る』
となれば、現状世界は裏か表かのどちらかであり、
『空白の100年』の存在を加味して考えれば、
元々『表』だった世界が、
一部の人間つまり天竜人の都合によって『裏』に返されてしまっている
と考えるべきかと甲塚には思えます。
現在の世界はなんらかの力により本来あるべき姿とは違う、ねじ曲げられた世界であるという事かもしれない…
しかし、現在のONE PIECEを見ていると、天竜人はまさに『カス』と言えるような権力が暴走しているだけの最悪な支配者達ですが、世界政府はそれなりに秩序を守っており、タブーさえ侵さず運が悪くなければ普通の民衆は幸福とまでいかなくても普通に生きていく事はできる…
まあ、万人が…地上の王族さえも天竜人の奴隷だと言う事に代わりはないのですが…
天竜人以外、絶対に倒さねばならない敵であるとは思えない。
ならば、やはり世界をねじ曲げたのは天竜人達であり、彼らは空白の100年にかなり酷い事をやっているはず…
しかしそれは、はじまりに過ぎず、甲塚的には天竜人は現代においても、何かとんでもない事を進行しているのではないかと感じています。
世界がひっくり返る日とは、天竜人の真実を白日の元に晒し、現体制と新体制による巨大な戦いの末に訪れるものなのでしょう。
また、天竜人を倒したとて同じような事を考える人間は必ず現れてきて、いつかまた同じ事が起こるでしょう。
しかしONE PIECEという作品が『歴史はまた繰り返す』的なチープな終わり方になるような気は絶対にしませんから、それがロジャーやルフィの夢の果てに繋がって、世界や人間の在り方の一つの正解のようなものを見せてくれるんじゃないかと思います。