【ONE PIECE 973話考察】カイドウがモモの助に失望?|モモの助に失望?
モモの助に失望?
赤鞘達は間に合わず、おでん城は火の海に…!
カイドウは人の姿にもどり、モモの助を掴み上げますが、モモの助はその恐怖から父の名を泣き叫びます。
カイドウはそれを見て、モモの助を投げ捨てると、また龍の姿にもどり、
『あれがおでんの息子とは…』
と失望したようなセリフを吐き
『城と共に燃えて死ね』
と言い残して何処かへ飛び去ってしまいました…
カイドウは己が認めた男の息子を見定めたかったのもあったのかも知れない…
しかし、その息子はまだ幼な過ぎ、『男』にさえなっていなかった…
これは、おでんの息子ではない…
そう判断したのでしょうか?
しかし、それが功を奏した!
もし、モモの助が父を奪ったカイドウの手に噛み付くぐらいの気合いを見せていたなら、モモの助は即座に殺されていたのかも知れない…
しかし、どんなに厳しく育てられていようとも、カイドウみたいな怪物に掴まれて恐怖しない8歳児は存在しないと思いますし、これは全く恥ずかしい事ではない!
カイドウを失望させたようですが、それはカイドウが『今』しか見えていない証拠!
人間とは、成長する生き物です。
現に、モモの助はルフィと出会い確実に成長した。
ゾウにて、自らルフィに助太刀を願い、土下座までしようとした!
8歳児が父親の仇を取る為に他人に土下座なんてできるものじゃありませんよ!
現に、モモの助は現代にて討ち入りに参加する侍達の精神的支柱になり得ているのですから…
カイドウは失望し、己が手を下すまでもなく、火に焼かれて死んでしまうだろうと思ったのでしょうが、トキ様がトキトキの能力を持っていた事も運命的で…
不思議な能力を持って生まれたモモの助は、やはり何らかの大きな役割を持っていて、それ故に、ルフィのように天に生かされているとも思えます。