【ワンピース972話感想と考察】カイドウ意外な一言おでん様は射殺!|最後はカイドウの手で…豪傑と破壊の龍
最後はカイドウの手で…豪傑と破壊の龍
おでん様は射殺される…
おでん様は釜茹でを耐え抜きましたが、その身体はやはりボロボロであり、外見には見えなくとも、おそらく内臓が焼けているのでは?
甲塚的にはもしここで許されても、長生きは出来なかったろうし、最早戦う事も出来なかったかも知れない…
しかし、名もないオロチの手下にとどめを刺されるのはあまりに不憫と感じたのか、カイドウがとどめを刺すと名乗り出ます。
おでん様はオレの事は忘れられても構わない…
オレの魂は生きていくと口にします。
これはおそらくロジャーの影響であり、おでん様がロジャーの人生とその終わり方の意味を理解している証と言えるでしょう。
またカイドウは意外にも、おでん様との戦いに黒炭ひぐらしが水を刺した事を詫び、ひぐらしを殺した事をおでん様に告げました。
おでん様はカイドウを真面目だと評価し、せいぜい強くなれと言葉を送ります。
やはりカイドウは戦闘狂の類であり、おでん様を『強者』でありまた自分より強いと認めていたのだと思います。
ひぐらしの邪魔が無ければ自分は負けていた…
これは二人の間でしか理解できない事でしょうが、二人の間ではちゃんと決着はついており、あの戦いの勝者はおでん様だったんだと甲塚は信じます。
おでん様がカイドウを真面目と評したのは、カイドウの強さに対する拘りでしょう。
カイドウにせいぜい強くなれと口にしたのは、カイドウにはそれしかないのだと感じたからではないか?
おでん様は個人の強さなど全く役に立たない局面があるのだと身を持って学んでいます。
しかしカイドウの価値観は『強さ』が基準であり、強いが正義、弱いが悪…
その価値観の先に何があるのかはわからないが、いくとこまで行ってみりゃあいい、という意味だったのでは?
おでん様はカイドウの銃弾により、ついに絶命!
再び釜の中に落ちたおでん様の口元には『D』特有のあの笑みが…
おでん様の最後のセリフ
『一刻の酒のお伽になればよし…煮えてなんぼのおでんに候〜!!』
には痺れました!
よっ!光月家!ワノ国一!
甲塚、心の中でそう叫んでしまいましたよ!
英雄豪傑見事な最後!
その生涯に天晴の三連呼を送りたいと思います!
しかし、寂しいですな…
また回想とかで再登場してくれる事を願います!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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