【ONEPIECE971話考察】オロチの目的と正体判明|望みはワノ国の滅亡
望みはワノ国の滅亡
オロチからすれば、自分は被害者であり、ワノ国の民衆は全て憎き敵、罪人である。
よって、ワノ国の人間など一人残らずに死んでしまった方がよいと考えているようです。
要するに、オロチの望みはワノ国の滅亡!
971話では、いつ死んでもらっても構わないなんて口にするくらい、ワノ国の人間の存在自体に価値はなく、彼らが生み出す金のほうが大いに価値があるという事なんでしょうな。
オロチからすれば、国民は生かしてやっている存在であり、金を生む能力が低い者にはそれこそ価値がない。
我々は今まで、おこぼれ町やえびす町、兎丼の採掘場や製銑所の様子を見てきましたが、あの苛烈極まりない扱いの理由が今理解できましたな…
人間が人間を人間扱いしないという、これ以上ない歪み…
この歪みを矯正するには、彼我の心を変えていくしか道はないでしょう。
ワノ国は長らく鎖国を続けてきた為に小さな変化に敏感であり、イヌやネコや河松が迫害されていた様子を見るに、それが黒炭家を必要以上に責め立てた原因とも考えられる。
何につけても『極端なやり方』というのは、一時はよくても、やがて腐敗して失われて不幸の原因になり得るものであると感じます。