ONEPIECE第89巻のルフィ対カタクリの感想と考察|逃げたら、成長がない
逃げたら、成長がない
ルフィは2年前のシャボンディ諸島の後、インペルダウンから頂上戦争、そしてレイリーに師事したあの修行期間を経て見違えるほどに強くなりました。
カタクリの存在は、それを踏まえて成長した自分の本当の意味での試金石であり、絶対に乗り越えねばならない壁だったのだと思います。
2年前は、その実力差を悟り逃げる事に徹しましたが、あの時を上回るほどの実力差を見せつけられて尚、今度は絶対に逃げないと決めたのでしょう。
ルフィにとっては、大きな賭けであったかと思われます。
人間には、どんなに辛く厳しく、逃げ出したくなる時があります。
しかし、それから逃げたら、それ以上はないと言えます。
逃げようと思えば、逃げきれたはずですが、ここで逃げるなら海賊王やワンピースを手に入れる事など夢のまた夢のようなものです。
そんな思いから、ルフィは明らかな実力差を感じながらも、カタクリに挑んだのでしょう。