ジョイボーイの真の力|世界政府が恐れたのは“力そのもの”ではなく“拡散性”
ジョイボーイの力は、ただ自身が非常に強く戦闘力が異常に高かっただけではなく、
・自由を拡散する
・人々を笑わせる
・縛りをほどく
・支配思想を弱体化させる
など支配構造に対しては最も危険なのは、破壊者じゃなく思想を伝染させる存在でしょう。
ニカ=太陽
太陽は照らすだけで広がる。
ジョイボーイは存在そのものが自由のウイルスみたいな存在であり、敵に回すにはあまりに危険すぎる存在。
つまり、イム様が恐れたのは、ジョイボーイの力が『世界中の人間を、支配不能にしていく』現象そのものだったのではないでしょうか?
ルフィのギア5をジョイボーイの能力のごく一部と考えると、ジョイボーイは少なくとも以下のような力を持っていた可能性があります。
・島規模の地形操作
・天候を笑いながら変える
・海流を自在に曲げる(ポセイドンとの連携)
・巨大化や分身など常態化
・建造物をゴム化
・敵軍の武器を“無力化”し笑わせる
・人々の恐怖を笑いに変える
・古代兵器の出力を最大発揮
・あらゆる法則を見通す直感力
つまり、
ジョイボーイ=世界を遊びに変える存在で支配や拘束を成立しなくさせる性質を持つ。
これはもう、兵器や軍事力では太刀打ちできないですしが、しかしジョイボーイはそれほどの存在であったのにもかかわらずなぜ敗れたのか?
ジョイボーイの最大の弱点は優しさではなく、自由の力は、世界の改変を急激に行うと副作用を生むことであったのかも知れません。
世界そのものを書き換えるようなことをすれば、
・生態系が壊れる
・大陸が割れる
・海面が変動する
・文明が崩壊する
などリスクもありジョイボーイは力を抑えながら使った可能性があるのではないでしょうか?
対してイム様側は、制限なく世界を編集した。
ルルシアの消滅を見れば分かるように、倫理や環境への配慮が全くありません。
人が何人死のうがそこに誰が居ようが何があろうが邪魔だと思えばすぐに島ごとであろうが大陸ごとであろうが過去にも消し去ってきたのでしょう。
それこそ掃除をしている時に目についたゴミを躊躇なくゴミ箱に入れるように何の感情も無くただただ掃除を続けてきたのでしょうね。
ジョイボーイが未来のために抑制しすぎたことで、自由の力が管理の力に敗れた結果が今のワンピース世界。
ジョイボーイの本当の力は、世界の法則そのものを柔らかく変える「現実改変能力」+古代兵器との相乗効果で「世界の再設計」を可能にする規模の力であった可能性は高いと思います。
支配を嫌い、縛りを笑いで溶かす存在だったジョイボーイは、だからこそイム様側はジョイボーイを恐れ、歴史ごと消したのでしょう。
そして今、ジョイボーイの続きの役割がルフィに回ってきているというのが今のワンピース世界なのでは無いでしょうか?
そろそろワンピース本編もロックス過去編からエルバフ編に戻る流れですのでここで未だ謎のジョイボーイの真の力やイム様がジョイボーイの何を恐れていたのかについて少し深堀り考察してみました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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