ハラルド王の改革の真意|世界政府が絡むのか?
世界政府が絡むのか?
リプリーは自分は最後の戦士世代だと言っていましたが、おそらく年齢的にはハイルディン等新巨兵海賊団のメンバーと同じくらいでしょう…
ですから、ハラルド王の改革はリンリンがエルバフにいた約60年くらい前にはまだ本格化しておらず、おそらくはここ30〜40年くらいで進行してきたのではないかと思いますが…
その時期は、あのゴッドバレー事件と重なってもくるわけですが、個人的にゴッドバレー事件は世界にとって何らかの転機になった事件なんじゃないかと思っており、あの事件以降、世界政府はいつか起こる避けられぬ巨大な戦いに対する準備を本格的に始めたのではないかと思っており、その戦いでてきに回りそうな存在に対して何らかの手を打つという事は十分にあり得るように思います…
過去にも書かせて頂きましたが、ハラルド王の改革はエルバフという国を猛獣に例えたなら、その牙を抜く様な事だとも感じられます。
ハラルド王が独自にそう考え、実行した可能性の方が高いかも知れないですが、個人的には世界政府の人間が何らかの手段でハラルド王に接近し、エルバフの発展を建前に牙を抜き弱体化させるような事を吹き込んだのではないかと思っています。
仮にエルバフが先代ニカと呼べるジョイボーイと共に空白の100年を戦い、敗れた後も再来を信じ、その時に共に戦う為に戦士の国としてあり続けてきたなら、それは世界政府いやイム様達にとっては脅威であるはずで、そうならない為にエルバフから牙を抜くというのは非常に的を射ている狡猾なやり口ではないかと思うんですよね…
教育改革により抜かれた牙は今の子供達が戦いを恐れ嫌う言動をしている事から取り返しがつかないと考えられますしね…
ハラルド王は世界政府が送り込んできたエージェントみたいな存在に改革するように教育されてしまったのではないでしょうか?
ロキはそれを理解していて、本来あるべきエルバフを守る為に父親を殺害し改革を止めたのかも知れない…
しかし、それはもう手遅れに近い状況だったんじゃないかとも思えますが…