ロビンとサウロの再会について|サウロがロビンを保護しなかった理由は?
サウロがロビンを保護しなかった理由は?
ロビンがサウロは生きているという確信を持っていたとして、しかし、ロビンがそれを本当に確信できる情報と出会うには20年以上もかかっています。
しかし、サウロはやはり新聞なんかでロビンの情報については逐一チェックしていた様で、ロビンが世間から殺人鬼、悪魔の子として扱われていた事について憤慨していましたね…
それについて、そんなにロビンが心配なら探し出して保護してやればよかったのではないかとも思えますよね…
普通に考えて、世界中に顔と名前が知れていたとしても、ロビンは常に逃亡の身であり、世界を流れ流れていたわけですから捜索は困難を極めるでしょうし、自分も生きている事がわかれば世界政府また海軍から追跡される事が確実なわけですから、ロビンを探して回る事なんかできない…まして目立つ事この上ない巨人族ですから尚更ですよね…
おそらくサウロ自身、すぐにでもロビンを助けに行きたかったかと思いますし、心配で心配でたまらなかったと思います。
しかし、サウロもいつかロビンと再会できる日を確信していたのではないかと思います。
サウロはオハラにてロビンに、『この海で生まれて一生ひとりぼっちという事は絶対にない』というような言葉をかけて見送ったわけですが、あれは彼の信念だろうと思います。
ロビンに生きる力を与える為に咄嗟に出た思いつきや方便ではなく、彼が実際にあのセリフを人生の確信、信念として持っていたからこそ、ロビンに生きる力を与える事ができたのだと思うんですよね!
彼の経験からなのか、親かの影響のものなのか、はたまた親子ではなく恩人から受けた影響なのかは分からないですが、サウロがあのセリフを己の信念また人生の指針として持っていたものであるという事を強く感じます。
だからこそ、ロビンも必ずロビンを守ってくれる仲間と出会える…
そしていつか、その仲間を連れて自分のもとにやってくる…
サウロも成長したロビンとの再会を確信していたように感じるんですよね…
二人が共にいた時間は非常に短かったわけですが、時間の長さ、会話の数に関係なく、二人は親子…それ以上の絆で結ばれたのでしょうね…