黒ひげ海賊団の狙いは世界政府の乗っ取り?|世界政府は世界支配の為に必要?
世界政府は世界支配の為に必要?
過去にも色々と書かせて頂いていますが、イム様をはじめとする最初の20人が創った世界政府という組織は、世界を支配するには優れたシステムだと思います。
加盟国は全て平等な立場であり、虚の玉座に象徴される『唯一の王を作らないし認めない』というスタンスは、その組織自体を支配する立場の人間からすると非常にやりやすい状況だと言えますよね…
実際、天竜人という世界政府を支配する立場の特権階級が存在している事で世界政府の理念は破綻しているわけですが、地上人類は形だけは世界政府の理念を実践しているという状況は変わらず、各地で戦争が起こったりはしているようですが、一応は『平和』を守り通してきてはいますよね…
ティーチが国を作るのに世界政府に属する…つまり加盟するという事に拘ってもメリットは無い様に思うのですが、それに拘る理由として考えられるのは、世界政府に加盟する事により加盟国として天竜人という存在を否定する事でにいかと思います。
加盟国は天竜人に天上金を納めないとならないわけですが、自分達の為に何をしてくれるわけでもなく、贅沢三昧の日々を送り、自分達を奴隷として認識しているのは明白である天竜人達に何故、お金を貢がないといけないのかと考えると、それは誰もが理不尽だと思うはず…
ドラゴンと革命軍は天竜人を倒して、その支配から世界政府加盟国また非加盟国をも解放しようとしている様ですが、ティーチは加盟国の国家元首の一人として、他の加盟国を扇動して天竜人を権力の座から引きずりおろそうとしているのではないでしょうか?
海軍も本来は天竜人の為ではなく世界政府の為に存在しているはずですし、四皇という海を支配する皇帝の一人であり、その強さを見せつけているティーチが世界政府を味方につけたなら、その軍事力は十分に天竜人を引きずり下ろせるようなものにはなるでしょう…
その為には、やはりワンピースや古代兵器も必要かと思いますが、仮にティーチがそんな事を考えているとしたら、最終的にはデボン達が言っていたように世界をとるという事に繋がっていくでしょう…
天竜人の支配から世界政府を解放したなら、ティーチは極悪の海賊から、一気に『英雄』と呼ばれる立場になるでしょうしね…
そこから世界政府を牛耳り、乗っ取る…!
世界政府に属する事に拘る理由がそれだとしたら、やはり革命軍は邪魔ではないかと思えてきます…