五老星はイム様によるサターン聖の粛正をどう考えている?|明日は我が身の恐怖
明日は我が身の恐怖
もしかしたら、これまでにサターン聖の様に粛清された者も居たのかも知れないですが、やはりイム様が寛大であり、これまではどんな怠慢や失態も許されてきたのだとしたら、サターン聖の運命を知った他の四人は凄まじい恐怖を感じているのではないでしょうか?
サターン聖の運命を見るに、あれはサターン聖だけでなく、五老星四人にも共通する弱味ではないかと思います。
驚異的な再生能力と同様にイム様から与えられているのが、おそらくは擬似的な不老不死…
それはイム様の意思で簡単に取り上げる事ができるのは五老星は知っているのだと思いますが、最初の犠牲者となっただろうサターン聖のリアクションを見るにそれは明らか…
また、五老星・科学防衛武神だったジェイガルシア・サターン聖という人物は『最初から居なかった事』にされてしまう可能性が高いと思います。
おそらく、世界に対して何の説明も無いままに新たな科学防衛武神に就任したフィガーランド・ガーリング聖は以前から五老星の一人だった様に扱われるのではないかと思います。
そうなるとしたら、他の四人は更に恐怖が募るでしょうね…
自分がこの世から居なくなるどころか、最初から居なかった事にされてしまうなんて、非常に恐ろしく、悲しい事ですよね…
ガーリング聖にもサターン聖や他の四人同様に擬似的な不老不死が与えられているのか今のところ不明ですが、イム様を怒らせたら、それが取り上げられ、骨は残るものの、存在自体無かった事にされてしまうという恐怖を抱えて政治を動かしていかねばならないというのは非常に辛いプレッシャーであり、五老星達はこれまでの様な余裕を無くして、何かの問題に対して必死になってくるでしょう…
普段の五老星達を見ていると、常にそういう覚悟を持っている様にも感じられましたが、サターン聖は最後に命乞いをしていましたから、やはり彼らは生に執着がある…
彼らが必死になるというのは、それもまた恐ろしい事であるように思うのですが…