イム様は世界一の臆病者新世界の『神』になりたかった理由！？｜永遠の存在
永遠の存在
イム様が何よりも死を恐れているとしたら、それから逃れたいと思うのが人間として当然の欲求ですよね…
しかし、残念ながら人間に自力で死を超越するような手段はない…
イム様はおそらく幼少期から死に対して恐怖を感じていたのではないかと思います。
仏教の祖である仏陀は幼少期から身体が弱く死を意識し恐怖を感じ、死というものが悟りの道に至るキッカケになっているとも解釈されているようですが、イム様は仏陀に似たようなところがあるのではないかと考えています。
イム様はおそらく、死ぬ事がなく人間以上の存在である『神』になる事を望んだのではないかと思うんですよね…
先程も書かせて頂いたように、イム様は世界最高権力者であり、この世には存在しない事になっており、自らが何らかの強力な悪魔の実の能力を持ち、更に不老手術により老いを知らないという疑似的に神のような永遠の存在となる要素を揃えている…
人間であるイム様が死から逃れる為のありとあらゆる手を考え、それを実行しているのが今のイム様なのではないかと思います。
おそらく旧世界の沈没も、彼が死を超越するために必要な事であり、ある意味、イム様は旧世界を生贄として神のような存在になったんじゃないかとも思えますが、そこまでして、まだ残っている不安要素がジョイボーイ…
『ジョイボーイ＝太陽の神ニカ』なんじゃないかと思います。
どんなに自分が永遠の存在に近づこうとも、それを覆す可能性が残っているとしたら、人間は安心できないものですし、臆病な性格であれば尚更そうでしょう…
しかし、あのイム様がそこまで恐れるジョイボーイ…！
ロジャーやシャンクスの更に上をいく様な強者だった事は容易に想像できますが、強いというだけで、あのイム様にあれほど強烈なトラウマを刻む事ができるものなのか…？
また、ジョイボーイの強さには、やはりニカの能力が大きく影響しているように思えますが、ニカの能力は、やはり『ふざけた』と表現されるだけのものではないんじゃないかと思うんですよね…
