覇気という概念は空白の100年の時代から存在｜王の資質と血筋
王の資質と血筋
覇王色の覇気は『王の資質』であると説明されていて、この世で名を上げた人物の多くは覇王色を備えていると言いますね…
ルフィの海賊王観は『この海で一番自由な奴』という事で、おそらくルフィは王という存在は自由だというイメージを持っているのではないかと思います。
それは的を射ていて、王という存在は他者から束縛されずに大概のことは自由にできる立場にあるのは間違いない…
人間は誰もが自由でありたいという意志を持っていると思いますが、覇王色の覇気とは、自由でありたいという意志に根差した力なんじゃないかと思っています。
しかし、自由でいる為には色々な意味で強靭な精神力が必要…
誰を敵に回しても屈しないとか、他人と違っても自己肯定できるなど、普通の人間なら臆病になってしまう様な局面でも己の意志を貫く強さが必要なんですよね…
そういうものであるなら、覇王色と血筋は関係ない気がするのですが、やはり血筋とは別個にできないものであるように思います。
親子で性格が似ているというのも血筋によるものだと思いますが、これまでONE PIECEに登場した覇王色を備える者達の多くは自由でありたいとか他人から指図されたくないような性格が共通しているように思えます。
それも踏まえ、やはり覇王色を備える者達の先祖は、大陸が存在していた空白の100年の時代には現代よりも遥かに多く存在しただろう、どこかの国の王だった可能性が高いと思います。
自由でいたい…その為には何を犠牲にしても耐えられる精神力…
それが王の資質であり、備える者とそうでない者がいるという差異からして、王の資質はやはり血筋に脈々と宿っているのではないかと思いますが、先程も書かせて頂いたように幾つかの大陸が存在したという空白の100年の時代には現代の数倍、数十倍の数の国があり、民族や種族も多かったはずで、レベルの高さも現代とは比較にならないかも知れない…
しかし、視点を変えると世界沈没を経て生き残っている覇王色を備える血筋は、もしかしたら競争を生き抜いたような強さがあり、ある意味で現代の方がレベルは高いのかも…？
覇王色の覇気については、そんな事を考えていますが、ジョイボーイは『覇気を結ぶ』という気になる表現をしていましの…
