空白の100年の世界沈没はイム様の意思!?|世界沈没は天罰?思想を消し去る為?
世界沈没は天罰?思想を消し去る為?
巨大な王国の思想は最初の20人側の勢力が危険視するものであり、また、危険視するくらいに流布していた可能性は高いと思います。
仮に巨大な王国の思想が民主主義的なものだったとしたら、それは当時の民衆からすれば革新的な思想であり、おそらくは賛否両論というところだったんじゃないかと思いますね…
新しい考え方、世界の在り方を受け入れられない人が少なからずいたから、世界は二つに割れて争ったのだろうと思いますし…
つまり、今は海に沈んでしまった『旧世界』には巨大な王国の思想は賛否ありながらも、誰もが知っているというくらいには広まっていたのではないでしょうか?
個人的には先程書かせて頂きましたように、結果的に民衆は変わらない事を選んだのではないかと思います…
それにはやはり最初の20人が古代兵器を手に入れたとか、争い難い力を持ち、それを武器として振り翳した結果ではないかと思えるのですが、最初の20人側からすれば、世界には巨大な王国の思想が蔓延ってしまっている状況であり、それをなんとかしなければならない…
旧約聖書のノアの方舟のエピソードでは、神は罪深い人類に対する天罰として、また、邪悪な考えを滅ぼす為に神の意思に従う人間だけを残す為に洪水を起こしたわけですが、最初の20人が後に創造主、神を名乗っている事からしても、最初の20人はノアの方舟のエピソードを神として実践したという可能性は高いのではないかと思います。
つまり、巨大な王国の思想という邪悪な思想を罪として、その全てを海に沈めたのではないかと思います。
自分達に従う意思を見せた人間に関しても一緒くたに滅ぼした…
思想を消し去る為にはそれくらいの事をやらねばならないと考えたのではないかと思いますし、そうする事によって、生き残った人間は絶対に逆らわなくなるでしょうからね…
不都合な思想が蔓延ってしまった旧世界は『要らないもの』として淘汰されてしまった…
ドラゴンはゴア王国のグレイターミナル事件という苛烈極まりない虐殺という形の棄民政策に対して『要らないものを淘汰した世界に幸せなど待っていない』と言っていましたが、現代の様相を見るに、それは的中ですよね…
しかし、そうだとして要らないものを淘汰したのはイム様の意思だったのでしょうか?