最初の20人の目的は神になる事だった?|神になる事で民衆の心をへし折る
神になる事で民衆の心をへし折る
ジョイボーイと巨大な王国は最初の20人の連合軍に敗れたようですが、その戦いはおそらく最初の20人側にとって有利なものではなく、劣勢だった可能性は高いと思います。
世界は支配者よりも被支配者の方が圧倒的に多いわけですから、世界中の民衆が自由を求めたなら、絶対に劣勢になるはずなんですよね…
しかし、それを逆転できた力は、おそらく古代兵器…
世界が海に沈むまで乱用して、最初の20人側は勝利できたのだと思います。
また、そこまでしなくてはいけなかったのは民衆の心を完全にへし折る為だったのではないかと思います。
太陽の神ニカという民衆にとっての救世主にどんな手を使っても勝つ事が重要であり、そうする事により、神に祈っても無駄であるという意識を民衆に植え付ける事が重要だったのではないかと思いますね…
更に、世界貴族となった彼らが新しい世界秩序そのものと言える神を名乗ったわけですし、どうやってかニカの存在は忘れられ、民衆が祈るべき神は世界貴族になってしまったわけです…
民衆が『平穏』に暮らす為には、世界貴族を神と認識し、逆らわない事…
世界貴族から奴隷扱いされる事を受け入れ、それを平穏とか平和とかいうように認識するしかなかった…
それが800年続いて、今があるのだと思うのですが、そう考えると、おそらく最初の20人がジョイボーイ達と戦ったのは支配者としての立場を守る為だけではなく、自分達が神になる為だったのではないかと思います。
神々が支配している世界ですから、民衆に祈るべき神はいない…
ONE PIECEという物語の中で宗教的な事が表現されないのは、自称とは言え、世界を支配しているのが神々だからではないかとも思いますね…