ベガパンクはヨークの裏切りに気づいていたのか?|ヨークの行動とステラの願望
ヨークの行動とステラの願望
ヨークは七人のベガパンクの欲を司る存在…
ヨークは七人のベガパンクの食事、睡眠、排泄という生きていく上で必要な3つの欲求の処理を役割としていたようですが、それからしてヨークはやはりステラという本体が抱く願望も共有しているはず…
欲求はおそらく七人のベガパンクで共有はしているのだと思うのですが、処理はヨークの役割という感じ…
過去に、ヨークの裏切りは欲が原因であり、それはやはりステラの願望、欲求を処理するという事と同じ事なんじゃないかと書かせて頂きましたが、やはり、そうなんじゃないかと思いますね…
天才は1人でいいとか、天竜人になりたいという願望がステラにもあった…
人間には『葛藤』というものがありますが、ベガパンクはやはり天才は1人でいいという考えがありながらも研究を早く進める為にサテライトを作らざるを得なかったという不本意な思い、また、天竜人になればもっと自分が作りたいものを作れるのに…というような思いを潜在的に持っており、それを自覚していたのではないかと思います。
また、マザーフレイムという莫大なエネルギーが持つ破壊の力を実際に見てみたいとか…
人類の平和と進歩を望む天才でも、やはり人間ですから闇の部分もある…
仮に、そういうような願望が実際に何らかの形で具現化するとしたら、それは七人のベガパンクの仕業である可能性は高く、やはりヨークになるのではないかと考えてはいた…
ヨークは今の自分の願望は全て個人の願望だと認識しているように思いますが、実際、その根源はやはりベガパンクにあり、だからこそベガパンクはマザーフレイムが盗まれた事に気づいた時に、全て自分の責任だと考えたのではないでしょうか?
また、ヨークがベガパンクに自分の願望を話した時に驚いていたのは、やはりそれは自分が潜在的に持っている願望が気の迷いではなく本物の願望だったと自覚したからではないかとも思います。
ベガパンクの罪には、そういう意味もあるのかも…?