イカロスの翼の意味|レッドラインの上の『神の国』
レッドラインの上の『神の国』
過去に、白ひげが酔うたびに口癖のようにマルコ達に聞かせていたという聖地マリージョア以前にレッドラインの上に存在したという神の国の名前は『オリンポス』ではないかと書かせて頂きましたが、ONE PIECEの根幹にギリシャ・ローマ神話のイメージがあるなら、その可能性は高いのではないかと思います。
オリンポスは神々が住まう山であり、それは高地であるレッドラインの上とイメージが重なりますし、ONE PIECE世界でもウラヌス、プルトン、ポセイドンは『神の名』という認識があるようですから、そのイメージからしてもマリージョア以前に神の国があったなら、その名前がオリンポスだとすると、しっくりくるような気がします。
また、空白の100年に存在した巨大な王国は今は跡形もなく消えているわけですが、それはやはりアトランティスやムーを連想させます。
ムーはギリシャ・ローマ神話には関係ないですが、アトランティスは首都がポセイドニアという明らかにポセイドンに関係ある名前ですし実際に関係があるようですから、その高度な文明は神の国に由来するものだろうと思います。
また、そこにいた神々はやはり月の民かその末裔だったのではないかと思えますが、そうなると月の文明もギリシャ・ローマ神話のイメージかと思いきや、壁画を見るにマヤ文明やアステカ文明のイメージが強い…
何か一つの文化圏の神話にイメージが偏るのもナンセンスですが、やはり根幹にあるのはギリシャ・ローマ神話ではないかと思えて仕方ないんですよね…
ギリシャ神話にはティターン神族とオリンポス神族の戦争であるティタノマキア、オリンポス神族と巨人の戦いであるギガントマキアという二つの大きな戦いがあったわけですが、空白の100年の戦いはそれに相当し、これから始まるだろう巨大な戦いはそれを上回るような、これからの世界の覇権と運命を決定づけるような戦いになるだろうと思いますが、ベガパンクのメッセージがその発端となるのでしょうか?
平和主義者であるベガパンクは戦争など望まないと思いますが、今の世界を平和だと認識していないのなら、平和を勝ち取る為にはそれを阻害する存在とは、やはり戦わねばならない…!
ベガパンクはそんな想いで、メッセージ動画を残したんでしょうね!
この記事の紹介は以上になります。
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