五老星が太陽の神ニカを恐れる真の理由|誰も奪えない太陽=自由?
誰も奪えない太陽=自由?
ルフィはワノ国の兎丼で自由を奪われた囚人の身になったわけですが、自由になった際、『おれはずっと自由だ』と言っていました…
それはどんな状況にあろうとも心までは縛れはしないという意味だったかと思います。
人間はルフィの言う通り、ずっと自由なはずなんですよね…
少し乱暴な考えかも知れないですが、何かのルールが自分から自由を奪っていると感じているとして、それは自分の意思でルールに従っているだけに過ぎない…
不自由だ、窮屈だ、嫌だと感じるなら、ルールに従う必要などないのではないでしょうか?
何故従うかと言えば、ルールを破ればペナルティがあるからではないでしょうか?
性格に関係なく、やはりペナルティを食らう事になるのは誰だって嫌なものですよね…
世界政府、また多くの国々には法律があり、それを破ると罪人になりペナルティを課せられ、最悪の場合、処刑されてしまいます。
そういう事になるのが嫌だし怖いから、法律に従うんですよね…
そのルールがどんな理不尽なものだろうとも罷り通らせてしまうのが天竜人達に代表される権力という力であるわけですが、世界政府はその権力を非常にうまく使っていると感じられますよね…
しかし、実際、それが人々から自由を奪えているわけではなく、人々はずっと自由を持っているんですよね!
従うも、逆らうも自由…
また、ニカは太陽の神であるわけですが、太陽というものは誰もそれを自分のものにはできないような存在ですよね…
また、太陽は全てに対しても平等な存在でもありますよね…
そう考えると太陽は絶対の自由を持っているものと感じられますが、ニカが『太陽の神』であるのは、そういう意味もあるのではないでしょうか?