イム様は支配する事に支配されている?|一人では生きられない
一人では生きられない
イム様が本物の神を目指しているとして…
神と言っても唯一絶対の神を目指していると思いますが、それが全知全能の神だとして、全知全能の神はそれだけで完全無欠であり、基本的には自分以外の他者は必要としないはず…
しかし、イム様は五老星を代行者みたいに使っているわけですから一人で世界を支配できていないわけですし、身の回りの世話をする人間もいるようですから、その時点で一人では成立しない普通の人間だと言えると思います。
ルフィは『おれは一人で生きていける自信がねぇ』と断言していますが、先程挙げさせて頂いたルフィの海賊王の定義からしても、ルフィの名ゼリフはイム様という存在を否定しているように感じられてならない…
ルフィとイム様は対極の存在であるように感じられますが、イム様は今の自分、またその立場に満足しているのでしょうか?
永遠に今のような孤独の時を生きるつもりなんでしょうか?
イム様が支配する事に支配されているのだとしたら、いつかルフィがニカとしてイム様と戦い倒したとしたら、ニカはイム様さえ支配から解放する存在になるのかも知れない…
過去にも書かせて頂きましたが、イム様は人間を性悪説に基づいて見ているように思え、自分が唯一絶対の神となり、ルールとなる事で厳しく『平和』を維持しようとしているのかも知れないですが、やはり一人の人間が世界全体を支配し続ける事などハナから不可能じゃないかと思います。
イム様がビビを欲しているのも、やはり寂しいからではないかと思うのですが…
イム様が今のような世界をつくる思想を持つようになったのも原因があると思いますが、いつかそういう事が語られる日はくるのでしょうか?
この記事の紹介は以上になります。
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