太陽の神ニカは何故人々を解放するのか？｜人の願望を悪魔の実が具現化した？
人の願望を悪魔の実が具現化した？
ベガパンクは仮説として、悪魔の実は誰かの空想が具現化したようなものであり、進化の可能性とも言っていましたが、悪魔の実自体がどうやって世界に生まれたものなのかまではわかっていないでしょう…
やはり悪魔の実という存在はキリスト教の聖書に語られる『知恵の樹の実』と『生命の樹の実』のイメージが重なります。
仮にONE PIECE世界にも似たような伝説があるとして、ONE PIECE世界の人類は知恵を持っているわけですが、聖書のアダムとイブのように知恵の樹の実を食べている可能性は高い…
ONE PIECE世界にもそういう伝説があるという前提で考えてみるに…
知恵の樹の実を食べると、善悪をはじめとする様々な事を知覚できるようになるわけですが、仮に人類はその実を食べる前から神々によって奴隷として使われていたという状況であり、神は知恵を与えたくない為に知恵の樹の実を食べる事を禁じたが、人類がそれを食べてしまった事により自分達が奴隷であると悟り、苦悩を感じるようになった…
戒めを破って人類に対して神々はそれまで以上に人類にきつくあたるようになり、人々は救いを求めたが、その救いとなるのが生命の樹の実に相当する『悪魔の樹の実』だったりしたのかも？
ニカはそれを食べた人間であり、自らの、また他の全ての人類の願望を具現化し、太陽の神ニカと呼ばれる存在になったのではないかと思います…
聖書では知恵の樹の実と生命の樹の実を食べると神と同じになるという事が語られていますから、それを合わせて考えるに、悪魔の実の能力はある意味、神に近い存在なんじゃないかと思います。
不自然な存在だという事は、自然を超越していると言えますし、自然を超越する存在は神そのものだとも言えます。
もし太古に人類を支配する神々がいたとしたら、それは悪魔の実の能力者だったのかも知れないですね…
