ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|悪さの中にも親しみも持てる一面が見え隠れします
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いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではワンピース考察として、ワンピース作中でもまだまだ謎の多い悪役黒ひげの正体についてを
- ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|マーシャル・D・ティーチ
- ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|ルフィとの比較
- ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|異形の身体構造、複数能力者
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|マーシャル・D・ティーチ
『ONE PIECEの超重要人物、謎だらけの傑物『黒ひげ』についての考察』
海賊『黒ひげ』こと『黒ひげ海賊団』の船長マーシャル・D・ティーチ。
『ヤミヤミの実』と『グラグラの実』という二つの『悪魔の実』の能力を併せ持ち、たった2年ほどで『四皇』にまで成り上がった傑物にして、稀代の悪党。
今回はそんな『黒ひげ』にまつわる謎について考察してみたいと思います。
マーシャル・D・ティーチ
『黒ひげ』の本名は、
『マーシャル・D・ティーチ』
『D』の名を持つ人間の一人です。
彼はルフィ等と同じく『D』の名を隠さずにそのまま名乗っているようです。
彼の人生は謎だらけですが、『白ひげ海賊団』に長年在籍していた様子。
しかし、彼が欲していた『ヤミヤミの実』を手に入れた『白ひげ海賊団』の四番隊隊長サッチを殺害し、『ヤミヤミの実』を強奪し、その実を食べて逃走。
兼ねてから集めていたのか、仲間と共に『黒ひげ海賊団』を結成。
二番隊隊長エースが彼の討伐に出向いてきますが、これを撃退。
彼はエースを海軍に引き渡し、その功により『王下七武海』の一席につき、名を挙げました。
更に、エース逮捕、死刑確定という流れから『頂上戦争』に至る間に絶対監獄インペルダウンに潜入。
そこに囚われていた最悪の犯罪者達を仲間に引き入れ、『黒ひげ海賊団』は強化されました。
また、『王下七武海』の名を返上しました。
更に、頂上戦争のクライマックスに現れ、亡くなった『白ひげ』から『グラグラの実』の能力を吸収しますが、赤髪のシャンクスの登場により、戦わず逃走。
そのあと、『白ひげ海賊団』の残党との間に『落とし前戦争』が勃発しますが、これに勝利し、わずか2年という短い期間に『四皇』の一角を占めるまでに成り上がりました。
ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|ルフィとの比較
ルフィとの比較
主人公ルフィを『王道』とするなら、『黒ひげ』は『邪道』と言えるかも知れません。
この二人は年齢も体格も全く違いますし、『心義』や『仁義』を重んじるルフィに対し、彼は己の欲望や野心に忠実な性格のようです。
『黒ひげ』はかなり昔から自分が成り上がる為の計画を練っていたようですし、それを実現してきています。
ルフィには計画性というものが見えません。
しかし、この二人には、
『人間を惹きつける魅力』
という共通点があると言えるかも知れません。
ルフィは『信義』と『仁義』で人を惹きつけます。
ルフィの名言に、
『オレは一人で生きていける自信がねぇ』
というのがありますが、これは人間モンキー・D・ルフィを如実に現す言葉でしょう。
自分にできない事は他人の世話になるが、その分、他人を全力で守るという意味の言葉です。
一方、『黒ひげ』はその野望の大きさと実現力で他人を惹きつけるようです。
これは、現在『最強』を自負する圧倒的な強さと、パフォーマンス能力の高さからくるものだと思われます。
また、はぐれてしまった仲間を待つとか探すという事もせずに
『それも運命』
で済ましてしまうことから、仲間を取り替えがきく道具のように見ている節もあります。
これは『支配者』の考え方です。
一方ルフィは一度仲間と認めた者は、絶対に見捨てません。
『支配になんて興味ねぇ。この海で一番自由な奴が海賊王だ。』
これはルフィの海賊王観についての名言ですが、やはり『黒ひげ』とは対極の考え方だと思います。
『支配』と『自由』…
ONE PIECE世界の神は、どちらを海賊王の座に導くのでしょうか?
ワンピース黒ひげの正体に迫ってみる|異形の身体構造、複数能力者
異形の身体構造、複数能力者
『黒ひげ』は、ヤミヤミとグラグラの能力を持つ複数能力者ですが、悪魔の実は一人に一つ。
複数食べたら命を落とすとされています。
故に、複数能力者はあり得ない存在のはずです。
この事から、『黒ひげ』は『イヌイヌの実(モデル・ケルベロス)』を食べた事により、魂が3つあり、能力が魂に宿ると仮定すれば、悪魔の実の能力を3つ所有できるという説が、まことしやかに囁かれています。
これは非常に説得力のある説で、甲塚も賛成します。
黒ひげの海賊旗が髑髏が3つで出来ていることも、この説を後押しする理由の1つにも感じますよね。
しかし、甲塚はこうも考えます。
『黒ひげは、一つの身体に複数の魂が入っているのではないか?』
『黒ひげは、元は天竜人の奴隷だったのではないか?』
という仮説です。
黒ひげが初登場してから、コマにより歯の本数や抜け方が違うという事が話題になっています。
しかも、かなりの数のパターンが存在するようです。
ここから先は甲塚の妄想ですが…
マーシャル・D・ティーチは非常に仲のよい三つ子以上の兄弟だった。
何らかの理由で親を亡くしたか、奴隷商人の手により、兄弟全員が
奴隷として天竜人に買われた。
そこで、面白半分に何らかの悪魔の実…複数の人間を吸収するか、重なる能力を持つ悪魔の実を食べさせられた。
もしかすると、『ドペドペの実』のドッペルゲンガー人間?
それにより、歯の抜け方や本数が違うだけのソックリな兄弟全員がティーチの身体に吸収されたか、重なる存在になった。
ルフィとゾロは黒ひげとの初対面時に
『あいつじゃねぇ、あいつらだ』
と言っていましたね…
まあ、そういう存在になってしまいましたが、兄弟は死んだわけではなく、時折、ティーチの身体を借りて人格を現す。
人格一つずつしか現れる事ができない為、会話は不可能とか、ティーチの中で会話は可能だが、単純に顔を合わせて話せないというじょうたいになってしまった。
幼少時のティーチが月の浮かぶ夜に一人に膝を抱えて泣いているイラストがありますが、そんな意味があるのではないでしょうか?
で、ティーチの主人である天竜人の家には『悪魔の実図鑑』があり、ティーチはそれを見て悪魔の実の形状を全て暗記していた。
更に、悪魔の実のメカニズムも把握したのかも知れません。
それからもしかしたら、ティーチに興味を失った主人はティーチを手放した。
ティーチ、いやティーチ達はそれぞれに復讐も考えたが、それでは飽き足りない。
全部ぶっ壊して、人間全部をオレの前にひざまづかせてやる!
という思考は一つになり、現在に至るのかも知れません。
黒ひげに恩人や影響を受けた人物はいるのか?
ONE PIECEの悪役達には、結構恩人にあたる人が存在しますね。
クロコダイルのイワンコフ、ビッグ・マムのマザーカルメル、アーロンのフィッシャータイガーなど。
中にはそのキャラクターの行動のもとになっている人物もいます。
甲塚は『黒ひげ』にも恩人がいるのではないかと思っています。
上の妄想からの延長になりますが、ティーチが奴隷時代に、もしかしたらティーチによくしてくれた人物がいたのかも知れません。
その人物は天竜人ながら天竜人を憎んでもいたか、ティーチと同じ奴隷でしたが、人格的に優れた人だった。
しかし、奴隷という身分に甘んじていた。
それがティーチには我慢できなかった。
もしくは、奴隷の中にも上下があって、下には下があるという現実を見て、それなら頂点に立ってその下らない世界から脱却してやる!と思わせた人物がいたか…
どちらにせよ、ティーチの留まる事を知らない成り上が物語には、
その原動力になる出来事があったように思うのです。
まとめ
甲塚は『黒ひげ』が結構好きなんです(笑)
ズシリとした名言を吐いたかと思えば、殴られて『いてぇ~!』とか小物的なリアクションを見せたり、計画を実行し、成功させていく所も傑物であると思います。
ルフィが勝つのか、黒ひげが勝つのか、この先の物語が非常に楽しみです!
この記事での考察は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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