リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|理想実現に必要だった?
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この記事ではワノ国で滅びた四皇ビッグ・マムことリンリンについての考察を
- リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|マザー・カルメルの理想
- リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|理想世界を作る為の世界征服
- リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|リンリンは『悪』だったのか?
以上の項目に沿ってご紹介しております。
リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|マザー・カルメルの理想
リンリンは世界を征服しようとしていたのか?〜理想実現に必要だった?〜
ワノ国で野望が潰えた四皇ビッグ・マムことリンリンはマザー・カルメルの理想を実現する事を目的としていたようですが、それはどこまで本気だったのでしょうか…?
今回はリンリンについて色々と書かせて頂きます!
マザー・カルメルの理想
リンリンは恩人であるマザー・カルメルが口にしていた『種族を越えた全ての人々が同じ目線で食卓を囲めるような世界ができたらいいのに』という言葉を深く胸に刻んでいたようで、70歳にも近い年齢になっても実際にそんな世界を作ろうとしていたようです。
カルメルは裏では『山姥』と呼ばれる子供専門の人身売買を生業としていましたから、それは方便だった可能性が高いわけですが、持ち前の演技力で裏の顔はバレておらず、しっかりと子供達の面倒は見ていましたし、子を捨てた親達よりはマシであると思え、実際に孤児達を救えている面もあり、悪党であるとは言い切れない部分もある…
もしかしたら、そういう世界になればいいのにと思う心に嘘は無かったのかも知れないとも思いますが、リンリンはその理想をかなり捻じ曲げて理解していたようで、リンリンが思い描いていたのは、あくまで自分を中心とした自分が基準となる理想世界だったように感じられますよね…
自分と同じ目線にするために人体の巨大化を実現させようとまでしていたわけですから、本当に無茶苦茶だったわけですが、リンリンにとってはそれを実現させる事は正しい事だった…
リンリンは自分が親に捨てられたり、迫害されたりした経験から差別というような事は基本的にはしておらず『来る者拒まず去る者殺す』みたいなスタンスをとっていたようです。
しかし、それもリンリンの気分次第という感じで実際に三つ目族とのハーフであるプリンを『気味悪い』と傷つけたりしていて、やはり歪んでいますが、やはりカルメルが分け隔てなく子供達を受け入れていたのを模倣してはいたように思えます。
リンリンの行動の根底にはカルメルの理想があったのは間違いなく、それを実現しようとしていたのも間違いないと思いますが、それを果たすには、やはり世界を征服するしかないと考えていたのでしょうね…