魔人オーズは本当に悪党だったのか?|魔人オーズは英雄だった?
魔人オーズは英雄だった?
魔人オーズは本当に悪党だったのかと疑問を抱く理由として、彼の子孫だという白ひげ海賊団の傘下だったリトルオーズJr.が見た目に反して非常に優しく、義理人情に篤い性格だった事が気になるからなんですよね…
古代巨人族の見た目は巨人族よりも遥かに巨大な身体に鬼のような風貌、更にやはり巨体に見合う…というか、それ以上と思える怪力を持っていて、見た目からして非常に怖いわけですがリトルオーズJr.は子分達からも慕われていたようですし、もしかしたら古代巨人族とは元々平和的で人間とも共存できるような種族なんじゃないかと思うんですよね…
世界政府は非加盟国の人権を認めず、非加盟国に対する扱いは滅茶苦茶なわけですが、それはおそらく500年前からそうだったでしょう…
もしかしたら、魔人オーズはそんな虐げられていた非加盟国を救うような存在だったんじゃないかとも思うのです。
国引き伝説は、絵本の『島ひきおに』をモチーフにしている可能性が高いと思うのですが、彼は人間を愛しており、人間が人間が虐ているような世界の在り方を悲しく思い、また、虐げられている人々がかわいそうだと、自分がそんな人間達を救い、守る為に国を作ろうとしたのではないかと、そんな風にも思えるんですよね…
実際、ONE PIECE世界で人間を苦しめているのはほぼ人間であり、人間以上の力を持つ種族は積極的に弱いものいじめするような事はしていないですし、逆にそういう種族は世界政府に迫害されていますよね…
魔人オーズは世界政府のやり方に怒りをおぼえ民衆の為に戦う英雄だったのではないでしょうか?
結果的に世界政府に敗れ、氷の国で最期を迎えた彼は、世界政府によって大悪党に仕立て上げられ、今もそのように語り継がれてしまっているという悲劇の英雄だったのかも?