ボルサリーノがサターン聖を裏切る展開は?|ボルサリーノが守るべき存在は?
ボルサリーノが守るべき存在は?
物語の序盤から海軍は腐敗しているような印象がありましたが、最近になりそれが如実になっきているように思います。
海軍は世界政府の軍隊であり、世界政府の平和と秩序を守るのが仕事であるはずですが、彼らが守っているのは民衆ではなく権力者だと言えますよね…
普段は確かに民衆を守る為に働いているわけですが、本当に民衆を救わねばならない時に権力者を優先せねばならないというような立場に海軍は置かれているように感じられます。
また、非加盟国に対しても海軍は法が定める通りに人権無きものとして扱わねばならない立場にもあるわけで、くまの過去編ではゴッドバレーにおける先住民一掃大会の警備をしていましたが、海軍はそういう立場にあるんですよね…
しかし、それを本当に正しいと信じきれている海兵の方が少ないのではないかと思います。
おそらくボルサリーノもそういう想いを抱えつつ海兵として働いてきたのだと思いますが、今まさに自分が本当に守るべきものは何であるのかについて考えているのかも知れない…
いや、すでに答えは出ているのに、それに従って行動する事が出来なかっただけかも知れないですね…
ボルサリーノは自分を社畜と呼んでいるわけですが、それは法と権力に従う奴隷であり、自分の想いを殺して生きていると言えるでしょう…
奴隷として自分の想いを誤魔化して生きるのか或いは友人達を傷つけたくないという本心に従って何らか行動するのか?
ボルサリーノにとって、今は運命の別れ道なんじゃないかと思えます。
立場など関係なく、ボルサリーノが一人の人間として守るべきものとは何なのかと考えると、やはり自分にとって大切な人間ではないでしょうか?
人としての道を外れて正義が名乗れるのかと考えたなら、やはり、人の道を歩むべきであり、それは少なくともベガパンクを生き延びさせる事になるのではないでしょうか?