イム様は永遠に世界を支配する事が望み?|イム様の望みは本物の神になる事?
イム様の望みは本物の神になる事?
永遠に世界を支配するという事はそれを可能にするほどの圧倒的な武力が必要ですよね…
人間が神を恐れ敬うのは逆らっても無駄であると思うからだと思いますし、神がするなという事をしないのは罰が怖いからですよね…
そう思わせる為には、誰もが逆らっても無駄だと感じるような圧倒的な武力が必要…
イム様達はすでにその武力を保有しているわけですが、それはまだ自在に使えない状況であり自在に使えるようになれば、誰もそれには逆らわないようになるでしょう…
ルルシア王国での破壊と殺戮がそこら中で起こると考えたなら、天竜人の支配を拒絶する以前に世界が滅ぶ恐怖を感じるでしょう…
神の怒りに触れたなら世界が滅ぶと考えたなら誰も神には逆らわない…
天竜人は創造主やら神やらと呼ばれていますが実質、それはイム様の事ですよね…
イム様は世間的には存在しない事になっているわけですが、もしかしたら支配体制が完成したと判断し確信した時には虚の玉座の主というよりは『神』として世間にその存在を晒すつもりなのかも知れないと思います。
下々民達は天竜人は神を名乗っているだけで人間だと認識しているはずですし、それだからこそ天竜人を理不尽な支配者と認識し、憎しみが湧いてくると思います。
しかし、天竜人達が本物の神によって認められている存在だと認識したなら、もはや天竜人に逆らう意志を失ってしまいそうな気がします…
それがどんなに苛烈で理不尽な支配であろうとも、逆らえは世界が滅ぶと理解したなら、世界はそういうものだと思うしかないですよね…
また、人々を救おうとして反抗する者達が現れても、世界を滅ぼすつもりかと地上の人間がその反抗勢力を潰しにかかるでしょう…