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ドラゴンが海軍時代に目指した正義|ワンピース考察

ワンピース考察
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ドラゴンが海軍時代に目指した正義|ドラゴンは見捨てないし切り捨てない

 

ドラゴンは見捨てないし切り捨てない

海軍が時に天竜人の命令で海賊達以上の…海賊達でもドン引きするくらいの凶行をしている様子はこれまで何度か描かれてきました…

それには誰も天竜人には逆らえないというような諦めの感情が根ざしているはず…

ですから、例え罪のない人間を逮捕しろとか殺せと命じられても自我と思考を封印し従う事が正しい…

それが今の海軍における現実的な正義ではないかと思います…

それは、天竜人に目をつけられた人間を見捨てて切り捨てているとも言えると思います。

また、それは地上世界においても同じであり、基本的に正義は各国の王にあり、ゴア王国の先代国王やソルベ王国のベコリ王のような人間を人間と思わないような悪王に対しても海軍は従わねばならないようです。

諦めは他者を見捨てたり切り捨てたりする事に直結するわけですが、ドラゴンにはそれはできない…

ドラゴンにとっては、諦めて思考停止し、ただ命令に従うというような海軍の体質は正義どころか悪なんじゃないでしょうか?

しかし、ドラゴンも実際に海軍にいたわけですから、海軍の全てが悪だとは考えておらず、やはり元凶は天竜人であり、天竜人が作った世界の仕組み自体が悪だと認識している…

だからこそ、世界を変える必要があるのでしょう…!

革命軍のベロ・ベティは理不尽に立ち向かう人々を絶対に見捨てないと言っていましたが、それはやはりドラゴンの思想でしょう。

過去に、イムは地上の人類から希望すら奪おうとしているのではないかと書かせて頂きましたが、ドラゴンは天竜人のそういう悪意を誰よりも鋭く感じとっているのかも?

ドラゴンの正義…

それは、海軍大将達が掲げているスローガン風に表現すると『諦めない正義』であり『絶望なき正義』と言えそうですが、そうだとしたら、それは『希望ある正義』とも言えますよね!

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