くまの人生は世界の縮図!?|淘汰されたいらないものを取り戻す戦い
淘汰されたいらないものを取り戻す戦い
ドラゴンはグレイターミナル事件の際、ゴア王国は世界の縮図であり、いらないものを淘汰した世界に幸せなどないと言っていましたが、その『いらないもの』の本質は民衆の自我と思考だったりするのかも?
自我と思考を合わせると、それは『思想』と呼べるものになると思うのですが、世界政府は民衆が何らかの『思想』を持つ事を恐れているのではないでしょうか?
今の世界の在り方を『正解』として世界に押し付け、それを維持し続けるには民衆が今の世界の在り方とは別の在り方を見つける事に繋がるような思想を持たせたくないはずです。
くまから自我と思考を奪うのも、くまの思想を消し去りたいからだというのは明白ですしね…
過去に世界政府は民衆から希望を奪っていると書かせて頂きましたが、それと合わせて考えると世界政府はやはり民衆を本当に奴隷や家畜としか考えていない事が改めて浮き彫りになるような気がします。
民衆自体は彼らが豊かな生活をするのに必要な労働力であるわけですが、天竜人達からすれば労働力に意思は必要ないのでしょう…
くまを自我と思考を持たず、ただ命令に従う人間兵器に変えてしまった事は、まさに世界の縮図と呼べると思います。
ルフィはまだ世界政府…というか天竜人嫌ってはいるものの、自分にとって明確な敵だとは思っていない…
しかし、天竜人達が世界から何を奪っているのかに気づいたなら、やはりそれを許さないでしょうし、奴隷生活を平和と呼ぶ兎丼の囚人達に『お前ら奴隷じゃねえか』と叫んだように、世界の民衆にも同じ事を叫ぶような気がします。
それもニカという存在が果たすべき役目だったりするんじゃないかと思います!
この記事の紹介は以上になります。
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