くまの人生は世界の縮図!?|自我と思考を奪われた世界
くまの人生は世界の縮図!?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではくまの人生と世界の在り方についての考察を
- くまの人生は世界の縮図!?|くまの人生は世界政府の犠牲?
- くまの人生は世界の縮図!?|自我と思考を奪われた世界
- くまの人生は世界の縮図!?|淘汰されたいらないものを取り戻す戦い
以上の項目に沿ってご紹介しております。
くまの人生は世界の縮図!?|くまの人生は世界政府の犠牲?
くまの人生は世界の縮図?〜自我と思考を奪われた世界〜
くまの過去編では、彼がどのようにして世界政府の言いなりとなり、自我と思考を持たないパシフィスタに改造された経緯が描かれていますが、それは世界の縮図であるように感じられます…
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
くまの人生は世界政府の犠牲?
革命軍のモーリーは同志であるくまの人生は世界政府の犠牲そのものだと言っていましたが、くまの過去編ではその意味が描かれていますよね…
過去に世界に対して大罪を犯したという理由で奴隷階級とされているバッカニア族である為に4歳から天竜人の奴隷として生きる事を強いられ、父母を奪われ、ゴッドバレーでは自身も先住民一掃大会のラビットにされるもニキュニキュの実の能力を獲得し生き延び、生まれ故郷でジニーとともに自由な暮らしを手に入れています…
その後もくまの人生は不幸と苦難の連続だったかと思いますが、ボニーという生き甲斐を得た事はある意味、彼にとって人生は充実はしていたのではないかと思えます…
幼少期には『死んだ方がいい世界』にいたわけですが、それは生きる意味がない状況にあった 事を意味すると思います…
しかし、自由を得た後、彼は生きる意味を見出していますよね…
くまが自分の人生をどのように捉えていたのかは分からないですが、おそらく、本人は自分の人生が世界政府の犠牲だとは思っていないんじゃないかと思います。
くまは誰かを憎み恨み続けるような性格ではなく、過去に拘るよりも未来の事を考えるタイプだと感じられるので…
自分の過去はどうやっても変えたり取り戻したりはできないわけですが、それだけに過去に拘るよりも、現在、また、これから虐げられる者達を救う事を考え行動するという未来思考がくまの性格だと思うんですよね…
くまにとって娘ボニーは希望であり未来、それを守る為ならどんな運命も受け入れるというというセリフはくまの性格をシンプルに現しているように感じられます。
しかし、側から見れば、くまは実に多くのものを世界政府いや天竜人達に奪われているのは事実…!
最終的には自我と思考すら奪われてしまう事になっているわけですが、個人的にくまの人生は世界政府の犠牲というよりは、世界の縮図であるように思うんですよね…
世界政府はくまという個人だけでなく、世界から自我と思考を奪っているように見えるんですよね…