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ガープがロックスよりロジャーに拘った理由|ワンピース1097話以降考察

ワンピース考察
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ガープがロックスよりロジャーに拘った理由|個人主義・利己主義は弱い?

 

個人主義・利己主義は弱い?

ロックスという男は思想的に個人主義であり利己主義だったんじゃないかと思います。

個人主義とは、個人であるという事の意義と価値を重視する考えであり、個人の能力を評価し相応しい利益を得る事は当然であるというような感覚と共に自己責任についても厳しいような思想…
また、基本的には自分の利益と他者の利益を同等と考えるような思想でもあると解釈しますが、利己主義とは、自分と他者を分けて他者の利益など顧みる事なく自分の利益だけを尊重するような思想…

ロックスが個人主義であるが故に、ロックス海賊団は裏切りと仲間殺しが横行するようなチームワークのかけらもない海賊団となり、また、利己主義であるが故にリンリンから『ロクでもない』と言われてしまっていたのではないかと思います。

それはおそらく、ロジャー海賊団とは真逆と言えるようなイメージだと思います。

ロジャーは仲間を守る為には鬼のような強さを見せたと言いますが、それは自分よりも他者を重んじる行動であり、それがロジャーの強さの源だったのは、まず間違いない…

ロックスが個人主義で利己主義だったなら、ロックスは他者の為に自分の命を危険に晒すような事はしなかったでしょうし、手に入れたお宝についても、より多く自分のモノにしようとするような事に執着していたのではないかと思います…

人間は自分の為よりも、大切な他者や物を守る為に自分の限界以上の力を発揮したりするものですが、自分だけが大事な人間は限界以上の力は出せないものですよね…

全てがそうではないでしょうが、ほとんどの人間は自分以外の何かを守らねばならないシチュエーションの方が強くなれるものです…

ガープはロックスの強さを認めてはいても、他者の為に強くなれるロジャーの方が強いと見ていて、また、ロックス海賊団はいつか自滅するというような味方をしていたのではないかと思います。

誰も助けない、守らないという事は、誰からも助けてもらえないし守ってもらえないし可能性が極めて高いですからね…

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