クザンにとって海軍は敵!?|海軍は敵なのか?
海軍は敵なのか?
ティーチにしてもルフィにしても、彼らの生き方からするに、彼らには対極の立場にあるような明確な『敵』は存在しないと思います。
海賊ですから海軍が『敵』にはなるわけですが、海軍に対して激しい憎悪があったりするわけではないように思いますし、強いて言えば彼らの『敵』は自分達のやりたい事を邪魔する者達でしょう。
ルフィはそういう事を明確に口にしていますしティーチはヤミヤミの実を奪う為に長い付き合いの友人サッチを殺害し、また、グラグラの実の能力を奪う為に親父と呼んだ白ひげを殺害し、更にマルコ達白ひげ海賊団残党と戦って散々に打ち負かしていますね…
ティーチにとってサッチも白ひげもマルコ達も自分が欲しい物を手に入れたり、やりたい事をやる為に邪魔な敵だったはず…
それからして、今のクザンも明確な敵などは存在せず、ガープと戦ったのも、ガープが自分達に邪魔な存在となったからというシンプルな理由だったのではないでしょうか?
そこには思想もへったくれもないわけですが、クザンはティーチのやりたい事に手を貸すという感じでティーチについていったようでしから、今のクザンに思想があるとしたら、ティーチのやりたい事がそれに当たるのではないかと思います。
ガープはクザンに『迷う奴は弱い』と言ってクザンの中に迷いがある事を看破したような事を言っていましたが、実際、今のクザンには迷いなんかないかも知れないですね…
あるとしたら、海軍時代に信じ染み付いていた正義が足枷になっているだけだったりするのかも知れないと、今はそんな風に思っています。
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