天竜人は何故くまを迫害するのか?|特殊な種族が理由なのか?
特殊な種族が理由なのか?
くまはボニーに自分は特殊な種族だと言っていたようですが、くまが天竜人達に目の敵にされてきた理由としては、それも一つの要素になると思います。
天竜人達は完全にパシフィスタに改造されたくまを無敵奴隷と呼び共有していたようです。
ロズワード聖は『刺してよし、殴ってよし』とか言って実際にそのようにしていたわけですが、個人的にそこが強調されているのは、くまがパシフィスタに改造されたからそうなったのではなく、改造される以前からそうだった可能性が高いと思っています。
過去に、くまは姿は人間とほとんど変わらないが、人間を遥かに上回る頑丈さと回復力や再生能力を持つような特殊な種族であり、それゆえに天竜人達にとっては極上の奴隷だったんじゃいかと書かせて頂きました。
どんなに虐めてぼろぼろにしても、しばらく休ませたなら勝手に治ってくれるような奴隷なら彼らは死なせさえしなければ失う事はない…
むしろ、どうやったら死ぬのかとか、かつてルナーリア族のアルベルが受けていた耐久試験まがいのような事をされていたのかも知れないなと思います。
それは『拷問』に他ならないわけですが、子供時代のくまの言動を見るに、そういう生活を強いられていた可能性は高いかと思います。
くまがそういう種族であり、それが天竜人達が迫害する理由になっていた可能性もありますが、それでもなにか明確な理由にはなっていないように思えます。
どういう経緯があったのかはこれから明らかになるでしょうが、くまはソルベ王国の国王になっていますね…
その後に悪政を敷く暴君として国を追われたという事になっていますが、天竜人達がくまを迫害する最大の理由はそこにあるような気がします…