カイドウはジョイボーイがどんな存在か知っていたのか?|カイドウとジョイボーイ
カイドウとジョイボーイ
アルベルはおそらく出会って間もない頃にカイドウに対してアンタがジョイボーイに違いないというような話をしたんじゃないかと思いますが、いきなりそんな事を言われたら『ジョイボーイってのは何だ?』となりますよね…
アルベルはおそらくルナーリア族に伝わるものだろうジョイボーイの伝説をカイドウに語って聞かせたんじゃないかと思います。
カイドウはおそらく面白い話だと感じて、それが記憶に刻まれていたんじゃないかと思いますね…
海賊として力をつけていく中で、おそらくカイドウはワノ国編で語っていた超実力主義、弱肉強食を地でいき、ある意味自由平等であるとも言えるような世界を作るという思想が固まって言ったと思いますが、それはアルベルが言っていたジョイボーイが作ろうとしていた世界とは違うものであると自覚し、それでも自分についてくるアルベルに対して、それでもお前はついてくるのかと、答えはわかっていても確認するような意味で自分とジョイボーイが作ろうとする世界は同じかと質問したのだと思います。
カイドウにとってアルベルが語っただろうジョイボーイが作ろうとした世界はロジャーや白ひげのように甘さがある世界であり、子供じみた夢みたいな印象だったんじゃないかと思いますね…
カイドウは非常に子供らしい感性を持っていたモモの助に対して当たりが強かったですが、それは子供時代から戦場で戦ってきたカイドウからすれば理解しようもなく、ヤマトに対する接し方を見てもわかりますよね…
カイドウはそういう子供じみた感性に嫌悪感があったのだと思います。
それでいて、ジョイボーイが作ろうとした子供じみた夢の世界に何故か心惹かれるようなところもあったんじゃないかと思います。
心惹かれながらも嫌いであり、カイドウは仮にジョイボーイの再来が現れたなら、必ず自分と戦う時が来ると確信していて、カイドウはルフィとの戦いを『その時』だと感じたのではないかと思います。