ジンベエの夢や航海の目的|魚人島編でヒーローを拒絶したルフィ
魚人島編でヒーローを拒絶したルフィ
ジンベエがルフィに本当に惚れ込んだのは、やはり魚人島編の戦いだったんじゃないかと思います。
ルフィ達は魚人島の騒乱を誰に頼まれる事もなく自分達の意思で、命がけで解決してくれたわけですが、種族差別も何も関係なく友達だというルフィの器の大きさもジンベエにはエースや白ひげに似たような雰囲気を感じさせたんじゃないかと思いますね…
また、ルフィ達はヒーローとして演出される事を極端に拒絶したわけですが、海賊だからそれは困るというだけでなく、おそらくルフィと麦わらの一味には自分達がやろうとしている事は英雄的な行動だという自覚が無かったというのも衝撃だったんじゃないかと思いますね…
海賊でなくても見返りを期待するのが人間の性ですが、ルフィ達にはそんな事を期待するような雰囲気は無かったですよね…
まあ、そんな事を言ってたりしたかも知れないですが、少なくともこれを利用して一儲けしてやろうとは思っていたなかった…
つまり、ルフィ達には邪悪と感じるようなところがなく、本当に夢や目的を果たす為に海賊王を目指しているのだというのを、あの件で実感したのだと思います。
だから、ルフィ達と航海したいと思えたし、ルフィを海賊王にしたいとジンベエも思ったのでしょう…
そしてルフィには自分の血を分け与え、ある意味ルフィとジンベエは兄弟のような関係になったわけですが、そこに至るまでにルフィもジンベエに惚れ込んで仲間にさそったのだと思い、相思相愛な関係でしたが、ジンベエは全てを清算した上で改めて仲間にして欲しいと言ったのをルフィが丸ごと受け止めて待ってくれたのもジンベエの心に刺さっているようですね…
しかし、ジンベエもルフィの為、一味の為というのが麦わらの一味に入った理由の全てではないと思います!