ボニーも一緒にエルバフに行くのか?|運命の悪戯に負けない
運命の悪戯に負けない
ボニーはおそらく、これまで運命に負け続けてきた人生だったじゃないでしょうか?
彼女が何故、天竜人また世界政府にとって不都合な存在あるいは必要な存在だったかで世界政府に囚われていたのかはわからないですが、それはおそらく彼女に強いられた運命だったんじゃないかと思います。
父親もボニーも、自分が何か大変な事をしでかしたのではなく、何か運命的な要素が原因となって世界政府から酷い仕打ちを受けてきた…
それは権力によって抑圧されてきたとも言えますが、どんな理由があろうとも無実の人間の人生を権力で抑圧するなんて絶対に許されない事ですよね!
ボニーは自力で世界政府から逃げ出し、改造された父親を救おうとしていたわけですが、そういう行動さえ運命に翻弄されている行動だと言えるでしょう…
ボニーが父親を救いたいという気持ちを持つのは当然ですし、その気持ちは痛いほどにわかりますが、ボニーがやるべき事は本当にそれなんでしょうか?
彼女また父親の運命を左右してきた存在は目に見えない神みたいな存在ではなく、殴れば血を流す天竜人という人間なんですから、彼女が自分の運命に勝つ為には父親を元に戻すという行動よりも天竜人を倒す、つまり自分達をいじめてきた存在に対して全力で牙を剥く事かと思います。
奪われたものを取り返すだけの人生は、まだ天竜人達の手のひらの上にあるのと同じで、やはり運命を左右する存在を乗り越えてこそ、本当の彼女の人生を歩める時となるでしょう!
くまもそれを望んでいるでしょう!
しかし、一人ではそんな事は出来ないわけですし、ボニーはおそらく、くまの記憶から革命軍の敵は世界政府ではなく天竜人だと知っているでしょう…
ですから、やはり革命軍入りがベストだと思いますが、ボニーにはエルバフから革命軍に合流する手段があるのでしょうか?
しかし、彼女には革命軍入りする以前に天竜人にギャフンと言わせる方法を見つけるかも知れないですね…