ミホークはクロコダイルのユートピア計画に本気で賛同?|人生の目的を喪失?
人生の目的を喪失?
ミホークのいう平穏な暮らし…
過去にも書かせて頂いたように、やはり自分がしたい事だけをする、戦いたい相手とだけ戦うというような自由がある生活を意味している可能性は高いと思うのですが、過去から積み上げてきた悪行がそれを許してくれないのは七武海制度廃止と同時に海軍に包囲された事で証明され、本人もそれは自覚しているでしょう…
おそらくシッケアール王国での生活はミホークのいう平穏な暮らしに近いものだったんじゃないかと思います。
自給自足の毎日、時々海賊を狩ったりして適度な刺激と金銭を得て、時々頂上戦争やらゾロやペローナなような来訪者が来るというようなものが平穏な暮らしというやつだったんじゃないかと思いますが、ミホークは自ら何かしようというわけでもなく、人生に対して何らかの強い欲求が見られない…
おそらくミホークにも今のゾロにようにギラギラと世界最強を目指していた時期があったのではないかと思いますが、今はもう悟りを開いたかのように何かを求めるような事は無い…
もしかしたら、強くなり過ぎたという事がミホークから強い欲求を失くしてしまったのかも?
世界にはシャンクスをはじめ、まだまだミホークが勝っていない強者はいるわけですが、ミホークにとってはシャンクスや他の海兵や海賊達との戦いは異種格闘技戦みたいな感覚で、やはり本物の剣士が相手でないと奮いたたないのかも知れないですね…
シャンクスはまだ本気だと言えるような戦いをしていないですし、誰と戦っても試すような戦い方をしているように感じられます。
おそらく唯一の弟子だろうゾロの成長を待っているんじゃないかと思いますが、ミホークはもしかしたらシャンクスとの決闘の日々に決着がつかなかった事に関係して、剣士として自分を超えるような存在が現れるまでは、ある意味死んでいるのと同じような状態なのかも?