Dの名を持つ者達が意味を知ると世界に何が起こる?|Dの意味について
Dの意味について
Dがイム様達と敵対していたのは思想の相違が大きかったと思いますから、Dは今のイム様達とは真逆の世界を作ろうとしていたはず…
イム様達は天竜人…自称・神が支配者する世界を作り上げたわけですが、神が支配しやすくする為に世界政府という一大組織を作りあげ、自分達にとって都合のいいルールで世界をひとまとめにしてしまったと見えますから、その真逆であれば、やはり自由な世界だっただろうと思います。
過去に『巨大な王国』というイム様達と敵対した国も世界政府のような組織だったのではないかと書かせて頂きましたが、おそらくは今の世界政府がいうように独裁者を生み出さず全ての国や地域また種族が対等で協力しながら栄えていこうというようなものだったんじゃないかと思いますが、それは太陽の神ニカの教えみたいなものだったんじゃないかとも思います。
また、『巨大な王国』という『思想』は遥か太古から存在し、それが長い時間をかけて空白の100年の時代に完成しかけたのかも知れないですね…
しかし、イム様をはじめとする最初の20人はそれを受け入れなかった…
Dとは、もしかしたら…太陽の神ニカの教えを受け継ぐ者達なんじゃないかと思います。
イエス・キリストには12人の直弟子がおり、彼らは12使徒と呼ばれていますが、Dとはニカの使徒だったりするのかも知れない…
また、Dの正体はアルファベットのDではなくニカっとした笑顔を模したマークであり、それがニカの使徒たる証になっているのではないかと思いますが、そのルーツは太古の昔にニカとともに民衆を理不尽な支配から救った英雄達なんじゃないかと思います。
やはり太古の昔にも今の天竜人達のような邪智暴虐の支配者がいたのだと思うのですが…
しかし、ロジャー達は世界政府がDの名を隠そうとする事に対して『何も知らねぇで』と笑っていましたから、おそらく何か強烈な信仰心から義務やら使命感があるわけではなく、おそらく非常にシンプルで緩い存在なんじゃないかとも思いますね…