頂上戦争もイム様の意思だった?|エースと白ひげ抹殺の意味は?
エースと白ひげ抹殺の意味は?
今にして思えばエースと白ひげの抹殺にはどんな意味があったのでしょうか?
センゴクは白ひげはエースを海賊王にしようとしており、エースは近い将来必ず次期海賊王として台頭するだろうと言っていましたが、もしエースが生きていたなら、おそらく白ひげはどこかのタイミングで引退しエースを船長にするような事にはなっていたでしょうし、マルコをはじめとする隊長達はそれを受け入れていた可能性は高いと思います。
また、エースにはロジャーの息子であるという罪があったわけですが、普通に考えるとめちゃくちゃだと思えるその罪状に対しては世界的共通認識としてまかり通っていたようです。
個人的にはエースは『海賊王ロジャー』という存在を歴史から消し去る為に抹殺する必要があったのではないかと思います。
白ひげ抹殺については、やはり長年海賊として活動してきたわけですから捕まれば当然として処刑されるほどの罪は重ねているわけですが、
白ひげは最強の男として世界の均衡を保つ要石の一つというか…白ひげはおそらく他の海賊達の頭を抑え睨みを効かせるような存在であり、その存在だけで他の海賊達の暴走を抑えていたように思うんですよね…
その存在を抹殺するには、後に海賊達がこれまでに無い動きを見せ始め均衡が崩れてしまうリスクもあったかと思います。
センゴクとしてはそのリスクにも気づいていたと思うのですが、白ひげという海賊はガープと共にセンゴクとは同世代の海賊でありセンゴク達にとっては自分達が現役時代に倒しておかないと次世代に大きな宿題を残してしまう形にもなるわけですから倒さねばならないとは感じていたでしょうが、リスクを考えれば自分の意思では決断しかねるような事であり、やはり上からの命令だったかと思えるのですが…
そうやって考えてみると、頂上戦争はロジャーが開いた大海賊時代を終わらせる為に行われた事だったんじゃないかと思えるんですよね…