最初の20人が世界政府を作った理由｜最初の20人は救世主でなければならない
最初の20人は救世主でなければならない
世界政府は多くの国々が加盟しているわけですし世界最大の組織であるわけですから世界秩序であり『正義』であるはずです。
その正義の組織を作り世界に秩序をもたらしているのだから、最初の20人と天竜人達は尊ばれ偉いとされているはず…
それなら、最初の20人はそういう世界を作った救世主的存在として歴史に記されているはずだろうと思います。
彼らが世間に自分達を救世主として認識させる為には、それまでの世界が悪だったとか、または不幸に導くような悪から民衆を救い幸福な世界を作ったというような説明が必要になると思いますが、おそらくは巨大な王国とDのような存在から世界を救ったという歴史にするのが手っ取り早いでしょう…
しかし、世界政府は巨大な王国とDとその思想はタブーにしていますから、おそらくそれは非常に曖昧にしており『悪しき勢力』みたいな言葉で表現しているのではないかと思います。
また、自らを創造主や神と称しているわけですから、おそらく神秘主義的な表現で世界を不幸に導こうとする悪魔に取り憑かれた者達から神を宿す最初の20人が世界を救ったのだというような『物語』のような歴史になっているんじゃないかとも思います。
巨大な王国は高度な文明を持っていたようですし、また悪魔の実の能力者も多く存在したでしょうし、それが悪魔の力…
最初の20人側にも悪魔の実の能力者は多くいたでしょうが、彼らのそれは神の力だったという位置付け…
つまり、900年前から800年前の時代は神の勢力と悪魔の勢力との戦いであり、神の勢力が勝ったからこそ今の平和な世界があるのである…
空白の100年以後の人々はそんな作られた歴史を正史として押し付けられてきたのではないかと思います。
また、おそらくネロナ・イム聖は悪魔の勢力に勝利する為に自分の命を犠牲にしたというような形で死んでしまったというような説明がされており、おそらくは全員が神格化されただろう最初の20人の中でも『最高神』みたいな存在とされているんじゃないかと思います。
過去にも書かせて頂いているように、一般の天竜人達はイム様を自分達の神として信仰しているが、今も生きているのは知らないんじゃないかと思っているのですが、イム様はそういう歴史を作った上でポーネグリフを全て世界から隔絶し、真実を歴史の彼方に葬ろうとしたがリリィ女王に阻止されたというところではないかと思います…
