キッドとキラーの夢の果て|夢はテッペンをとる事?
夢はテッペンをとる事?
キッドとキラーまたキッド海賊団は『ロック』のイメージ…それもパンクロックのイメージが強いですよね…
彼らが実際に楽器を嗜んでいるのかは分からないですが、彼らの精神性や思想のベースはロックにあるかと思います。
そのイメージから彼らを一つのロックバンドだとして彼らの夢を考えてみるに、その夢はやはり『テッペンをとる』というものではないかと思います。
現実世界で一世を風靡したようなバンドはちょっと古臭い表現かも知れないですが『テッペンをとった』なんて言われますよね…
テッペンをとるとは、バンドとして売れに売れて、その名前と曲を知らないものがいないというくらいの知名度つまり名声を得て、それに伴う金銭つまり富を得た状態を指すと認識しているのですが、キッド達はそれを『海賊』という分野の活動で目指しているのではないかと思います。
ロジャーは何者にも屈せず思うままに振る舞って富と名声を得て海賊王と呼ばれるようになったわけですが、キッド達からすればそれは『ロック』そのものだと認識しているのかも知れない…!
キッド達にとってロジャー海賊団は目指すべきロックの形であり、超えるべき対象なんじゃないかと思いますし、彼らが海賊として活動を始めたキッカケにもなっているんじゃないかと思うのですが、特にリスペクトしている様子はないですよね…
おそらく、バンドで言えば自分達の音楽性に確固たる自信があり、越えるべき対象として意識はしているものの、音楽性には反映しないという感じなんじゃないかと思うのですが…
また、テッペンを取ったようなロックバンドはそれ以上目指すべきものを見出せなくなったというような理由で解散して、各自ソロ活動を始めたりしますが、キッド達も仮に海賊王になったとしたら、そうなるのでしょうか?
ルフィのように夢の果てがあるのなら、彼らには解散なんかないんじゃないかと思うのですが…