イム様が世界政府を創った目的|人間が神に成った世界
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この記事ではイム様が世界政府を創った理由についての考察を
- イム様が世界政府を創った目的|人間が神に成った世界
- イム様が世界政府を創った目的|人間性を捨てる事に迷いはなかったのか?
- イム様が世界政府を創った目的|イム様の思想について
以上の項目に沿ってご紹介しております。
イム様が世界政府を創った目的|人間が神に成った世界
イム様が世界政府を創った目的は?〜人間が神に成った世界〜
イム様は五老星達から『創造主』と呼ばれているようですが、だとすると、やはり世界政府というものはイム様が創ったものだろうと思えますが、その目的は?
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
人間が神に成った世界
少なくとも空白の100年以後、ONE PIECE世界には『神』と呼ばれる存在が誕生し、今はその神が世界の頂点で支配者と君臨していますよね…
しかし、その今は天竜人と呼ばれているその神々は、元々は最初の20人と呼ばれる世界政府を創った地上の王達の末裔であり、誰がどう見ても『人間』ですよね…
彼らは人間から神に成った存在と言えるわけですが、何故、そんな設定にする必要があったのかでしょうか?
最初の20人は巨大な王国との戦いに勝利して世界政府を創ったわけですから、その世界政府という範疇の中では彼らはルーラーであり、自らを世界貴族という特権階級に仕上げていく事は難しくなく、特に大義名分なんかも必要なかったように思いますから、神という事にせずとも人間のまま今と同じような権力を持ち、理不尽な振る舞いもできたかと思うのですが、何故わざわざ神を名乗ったのか?
一つは神と人間という存在に分ける事により差別化を図る為だと思います。
『同じ人間なのに』という思いがあれば理不尽や不公平をより感じる事になっていたと思いますが、神という事になっていれば『神なんだから仕方ない』という諦めに繋がりますよね…
また、その諦めが絶望感となり、民衆は天竜人に逆らっても得な事など一つもないと思うでしょうし、逆らう人間はみな『イカれている』という扱いを受ける風潮が生まれるはず…
そのように、天竜人という特権階級が神であるという設定にするのは支配者側としては民衆達から次第に、自然に、希望を奪うには実に巧妙で優れたやり方なんじゃないかと思います。
今の時代の天竜人達は数100年続いてきた影響で、自分達が神であるという事については何ら疑いはないんじゃないかと思いますし、やはり彼らが下々民と呼ぶ地上の人間は彼らからすれば下賤の存在であり、奴隷だという事にも全く疑問などないでしょう…
しかし、これはおそらく成り行きとか行き当たりばったりでそうなってきたのではなく、元々そういう計画があり、それを実行してきた結果なんじゃないかと思いますね…