ネフェルタリ家とアラバスタ王国とD|アラバスタ王国はニカ信仰の国?
アラバスタ王国はニカ信仰の国?
アラバスタ王国は明らかにエジプトをモチーフにしている国だと思いますが、古代エジプトでは長らく太陽信仰が盛んでした。
古代エジプトでは王はファラオと呼ばれ、ファラオは太陽神ラーの息子であるホルスの化身として位置付けられる、いわゆる現人神だったわけですが、その為、古代エジプトでは太陽信仰が根づいていた…
仮にアラバスタ王国がそういう点までも古代エジプトをモチーフとしているなら、アラバスタ王国建国とネフェルタリ家に『太陽の神ニカ』が深く関わっている可能性は高いんじゃないかと思います。
太陽の神ニカは大昔には世界中誰もがその名を知り信仰するというような神だったようですから、アラバスタ王国ではおそらく国を挙げてニカを信仰していたのではないかと思いますし、またネフェルタリ家の王達はニカの化身みたいな存在として民衆から認識されていた可能性も高いと思います。
そのネフェルタリ家が『D』だったわけですから、個人的にはやはり『D』はニカをルーツとするような意味がある可能性が高いと思っています。
過去に『D』は血統や物品また刺青など何かの証を代々継承していく為の方法の一つではないかと書かせて頂きましたが、名前に血統は途絶える事がありますが意思は残せますし、刺青は時代の流れで自然に消えたり何らかの事情で途絶える可能性がある…物品は壊れてしまえばそれまでですし新たに作っても同じ事になり忘れられる可能性もある…それらを踏まえて何かを永久に受け継ぐという意味で名前に挟むという形になったんじゃないかと思うんですよね…
そういう考えも踏まえて考えるに『D』はニカの何かを受け継ぐ為に作られた風習であり、ネフェルタリ家はニカの何かを受け継ぐもの…
もしかしたら太古の昔にニカと共に何らかの敵と戦った者が『ネフェルタリ・◯◯』であり、その人物がアラバスタ王国を建国したのかも知れないですね…