ネロナ・イムのモデルは暴君ネロ!?|ネロナの元ネタは暴君ネロ?
ネロナの元ネタは暴君ネロ?
ネロナという言葉を色々に調べてみても元ネタらしいものにはいきつかないのですが、個人的に思い当たるのが『暴君ネロ』…
ネロはローマ帝国第5代皇帝であり、16歳で帝位について最初は様々な改革を行い善政を敷く名君だったようですが、かなりエキセントリックでアバンギャルドな性格だったようで、肉親を暗殺したりするなどの凶行や市民の反感を買うような事を行った為に30歳で自害に追い込まれたというような人物ですが、彼が暴君と呼ばれる原因は彼の治世に起こったローマ大火と呼ばれる大火事…
ローマ大火は自分好みの町に作り変えたいという彼がその願望を満たす為に部下に指示したという疑惑もあるようですが、その大火を起こしたのは当時勢力を広げていたキリスト教信徒達だとして迫害し、更にその指導者の1人であるペトロを処刑したという事件があったようで暴君のイメージはそれが強いようですが、この迫害者というイメージはDは敵だったというイム様のセリフにリンクしてくるように感じられます。
ローマ大火でキリスト教信徒が迫害された理由には多神教であるローマ帝国の思想と一神教であるキリスト教の思想の対立も関係しているようですから、それを踏まえてDが敵だったというのは思想対立によるものであった可能性が高いと感じられる事からもネロナ家は暴君ネロとイメージ的には重なるような気がします…
ネロナという名前もネロとローマからもじって作られたような感じもするのですが、もしかしたらネロナ家が王族として治めていた国はローマ帝国みたいなイメージの文化を持つ国だったりしたのかも知れないですね…
また、暴君ネロは母親から非常に強く干渉されていて、帝位についてからも支配に近いくらいの干渉を受け、非常に強いストレスを感じていたようで、最終的には罪を負わせて処刑しているようです。
ネロは母親から溺愛されつつ支配に近いくらい抑圧されていたようで、マザコン扱いされるような人物でもありますが、そのように母親の影響が強いんですよね…
また、ネロナという姓と暴君ネロが結びついた理由の一つが『聖地マリージョア』という名前にもあるんですよね…