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最初の20人にとってDは敵!その理由は?|ワンピース1085話考察

ワンピース考察
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最初の20人にとってDは敵!その理由は?|権威と支配VS平等と自由?

 

権威と支配VS平等と自由?

ONE PIECE世界の国々のほとんどは王国制の国であるようで、世界政府加盟国や世界会議に出席できる国々にも全て王がいるようです。

考古学の聖地オハラまた白ひげの故郷スフィンクスがどうだかはわからないですが、おそらく王国制ではない国を世界政府は国とは認めていないのではないかと思います。
また、非加盟国は国として認められていないというか、人権すら認められていない…

何故か世界政府は王国制という国の在り方に拘りがあるような気がします。

また、世界政府には『権威主義と支配』のイメージがあるわけですが、それはおそらく国ひいては世界は王による中央集権国家であるべきだという思想ではないかと思います。

しかし、おそらくはDの権化みたいな存在だろうルフィはそれとは真逆の自由と平等という思想を持っていますから、おそらくDは民主主義的な思想を持っていたものと思えます。

王が人々を支配するというのは現実世界でも数千年前から近代までは主流であり当たり前の考えだったはずですが、やはりONE PIECE世界も同じかと思います。

そう考えるとDは王が民衆を支配するという国や世界の在り方を根本的に変えようとしていた可能性はあるように思います。

もしかしたら巨大な王国と呼ばれる国を作り自分達の思想に賛同する人々は簡単に受け入れたのではないかと思います。

巨大な王国が民衆にとって住み良い国ならいくらでも人は流れてきますし、国ごと巨大な王国に加わるような事もあったかも知れない…

そうなると王国制を守りたい国にとって巨大な王国は自分達の権威を脅かす恐ろしい敵になるでしょうから、そういう古い思想と新しい思想の激突が空白の100年の戦いだったのではないかと思います。

しかし、そんな戦いだったなら歴史から切り取ってしまうような事をする必要はなく、また、イム様も堂々と世界の王として君臨できたでしょうし、虚の玉座に代表されるような嘘の思想を世界政府が掲げるような必要もなかったでしょうから、やはり真相はもっと根深いところにあるような気がします…

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