空白の100年に最初の20人は世界に何をした!?|20の王国にも大義はあった?
20の王国にも大義はあった?
仮に巨大な王国が民主主義的な思想を持っていたとして、それを全世界に拡大させ世界を変えようとしていたなら…
先程も書かせて頂いたように各国の王達は我が身が危うくなりますし、そんな思想がうまくいくわけないと考えたかも知れない…
一つの法律を基準として、全ての人間が平等に権利を持つにしても、それが必ずしも理想的に機能するかどうか考えてみるに、今の現実世界を見れば不安になりますよね…
実際、巨大な王国はそういうような制度で成立していたのでしょうが、当時の各国からすれば危険な制度だったんじゃないかと思います。
平等に権利を持ち得たからといって、人間はそれを有効を使う事などできない…
やはり、支配者がいて、その支配者の権力のもとにこそ人間はまとまりがつく…
そのような考えが20の王国の大義だったんじゃないかと思います。
支配者から見れば世界は、人間はそのように見えるんじゃないかと思いますし、王族と民衆がうまくいっているような国からすれば今の方がいいというようにも感じたでしょう…
法律という形も情もないものより、良心的な優しい王や強い王なら民衆も頼りにしたいわけですしね…
しかし、戦うにしても、仮に世界で巨大な王国だけがオーバーテクロノジーみたいな科学力を持っていて他の国々が今から800年前相応の科学力だけしかなかったなら、勝負にならないように思えます…