ワンピースリリィ女王考察|当事者ではあり得ない?
当事者ではあり得ない?
リリィ女王の存在とイム様が『リリィ』と口にした事から、イム様が不老手術を受け800年以上生き続けてきた存在ではないかという説が正解だという可能性は極めて高くなったと思いますが、五老星にもそういう疑惑がありましたよね…
個人的にもその可能性については高いんじゃないかと思っていたのですが、彼らがゴムゴムの実の正体について語った際に『…と聞いている』というような発言をしていた事から、彼らも先達からそう聞かされていただけにすぎないという事だと解釈し、彼らが800年前から生き続けてきたというのは無いだろうと思っていました。
空白の100年に実が覚醒したのかどうかも分からないですから何とも言えないですが、ズニーシャが解放のドラムを聞いてジョイボーイを思い出していたわけですから、やはり空白の100年に覚醒はあったと思いますから、それを詳しく知らないなら、五老星はやはり当事者ではないと思えます。
しかし、リリィ女王の消息について『我々も国に帰ったものと考えていた』という言い回しは、その時代の当事者だったようにも取れますよね…
個人的には『我々』というのは五老星というよりは過去から現在までの全ての世界政府と天竜人を指している表現であり、世界政府はリリィ女王はマリージョアに住まず国に帰り、何らかの理由で弟に王位を譲ったという歴史認識だったという意味だろうと思います。
先程も書かせて頂いたようにリリィ女王が天竜人になる道を選ばなかった事からアラバスタ王国のネフェルタリ家は他人、また裏切り者であり、裏切り者がどうなろうと彼らには全く関係がないわけですから、仮にリリィ女王が世界政府に消されていたりしても真実を語り継ぐ必要などないんですよね…
少なくともアラバスタ王国は存続しているわけですからね…
イム様の正体がリリィ女王であると見る向きもあるようですが、その可能性を踏まえても、少なくともリリィ女王は五老星達にとっては歴史の彼方に消えた過去の人物にすぎないということに変わりはないでしょう…
過去の人間の最期がどうであろうとも、現代には全く関係なく何かに大きく影響する事などという問題は無いと考えていると思いますが、問題はリリィ女王が残した短い手紙の存在…