バギーとルフィの能力獲得にシャンクスが絡んでいる意味|ルフィに対するシャンクスの影響
ルフィに対するシャンクスの影響
ルフィにとってシャンクスは強さの象徴で純粋な憧れを抱く存在でしょうね…
優しく、弱いも者いじめをせず、必要以上に力を誇示する事はなく、それでいて強い…
また、大切な者を守る為なら自分の命を顧みる事なく全力で立ち向かう…
ルフィにとってシャンクスは紛れもなくヒーローてありアイドルみたいな存在だったはずですが、ルフィへそれだけにそれ以上の存在になりたいと思っている…
憧れの存在に近づきたいという気持ちを持つのは当たり前の事ですが、ルフィはそれを超える事をシャンクス自身に宣言していますね…
おそらくルフィは最初シャンクスと一緒に航海したいという思いしか持っていなかったと思いますが、それは憧れとともに甘えだったんじゃないかと思います。
しかし、シャンクスが自分の為に片腕を失くした事がルフィの心を変え、シャンクスの恩に報いるには自分がシャンクスを超える男になるという事だと子供ながらに思ったんじゃないかと思います。
ルフィにとってシャンクスは兄貴分であり父親のような存在でもあると思いますが、父親が命懸けで守ってくれるという事は自分に何者かになって欲しいという思いがあるからだと思います。
父親から息子への愛情にはそういう意味があると思うんですよね…
シャンクスはルフィの命を救う代償として片腕を支払ったわけですから、ルフィはシャンクスの片腕よりも大きなものを返さねば恩返しにはならない…
そのように、シャンクスはバギーと同じくルフィの人生に大きく影響を与えていますが、バギーと同じくルフィはシャンクスが原因で獲得したいとは思っていなかっただろう悪魔の実の能力を獲得してしまった…
ルフィは実の意思によって選ばれたのでしょうが、シャンクスが実の意思とルフィを結びつける事にはなっていますよね…
シャンクスから強い影響を受け、共に悪魔の実
の能力者になったというのには、何か意味を感じるんですよね…