T・ボーン中将の死に対するサカズキのリアクション｜クロス・ギルドと世界政府の闇
クロス・ギルドと世界政府の闇
T・ボーン中将はクロス・ギルドがかけた懸賞金目当てに殺害されたわけですが、その懸賞金は明らかになっていませんが、おそらく三つ星くらいはかかっていたでしょう…
3億ベリー相当ですから、一般市民からすれば人生が変わるような額であるはずで、目が眩む額ですよね…
事件があったのはぺぺ王国という年間千人以上の餓死者を出し続けているような貧しい国みたいで、その一般市民の男性が犯人なわけですが、男性は既にクロス・ギルドに身柄を保護されており、家族にも送金は済んでいるようです。
しかし、男性は罪を犯したわけですから一生家族には会えず、もうクロス・ギルドに参加するなりして裏社会で生きていくしかないわけですが、男性はおそらく家族や近しい人々を貧困から救う為にやむなくやってしまったのでしょうね…
T・ボーン中将は海兵達からだけではなく民衆からも愛されていましたから男性もおそらくはそうだったと思うんですよね…
ですから、少し同情する気持ちも出てきてしまうのですが…
しかし、海兵達が出入りしているという事はぺぺ王国は加盟国であるはずで、何故そこまで貧しいのかと気になります。
個人的に思うに、ぺぺ王国は資源もなく農業も適しておらず経済力が無い国なんだろうと思いますが、その上、世界政府に天上金を支払わないと加盟国でいられないわけですから、民衆には重税が課せられているはず…
また、おそらく世界会議に出席できる国は多くの天上金を支払っていると思いますが、世界会議に出席できるだけで自国を有利な立場に持って行きやすいでしょうから、出席できない国は天上金を搾り取られているだけであり、おそらく世界政府はそんな国を相手にしておらず、援助もないでしょう…
そんな国はまさに世界政府の奴隷であり、いつ無くなってくれても構わないというようなスタンスなんじゃないかと思います。
それでも人権を認められていない非加盟国になるよりはマシだと天上金を支払い立場を保つしかない…
まさに地獄ですよね…
犯人の男性にとってクロス・ギルドは救いの神だったんじゃないかと思いますが、そう考えると今回の事件が起こる下地を作ったのは世界政府であり、世界政府の暗部がT・ボーン中将を殺したとも言えるでしょう…
これに対して、元帥サカズキはどんなリアクションをとっているでしょうね？
