シャンクスはバギーを裏切った?|シャンクスはバギーの期待を裏切った
シャンクスはバギーの期待を裏切った
シャンクスとバギーが赤ん坊の頃からロジャー海賊団によって育てられたのは明白ですが、バギーは自分より遥かに優秀なシャンクスと一緒に育ってきた事により、自分の夢を持てなかったようです。
コイツには一生かかっても勝つ事なんてできない、一番にはなれないんだという生まれついての才能の違いを痛感していたのでしょう…
だから、ロジャーの後に海賊王になるのはシャンクスだと信じていた…
バギーにとって兄弟分であるシャンクスが海賊王になる事が夢になっていたんじゃないかと思いますし、その隣に自分がいるというビジョンを持っていたのだと思いますね…
また、バギーは自分が熱病に罹ってしまいシャンクスが看病してくれたので二人ともラフテルにはいけなかったわけですが、いつか自分達の船で行くと言ったシャンクスの言葉を信じていた…
しかし、ロジャー処刑の日、シャンクスは気が変わって今はラフテルを目指すつもりはないが海賊は続けるとバギーに告げ、一緒に来いと誘いますが、バギーはお前が自分の宝の地図を無くしたのを許していない、次に会う時は敵同士だと言って走り去った…
二人はそれ以来、頂上戦争まで顔を合わせる事は無かったようですが、バギーは今はラフテルやワンピースを目指さないというシャンクスの言葉は自分の期待を裏切ったのだと感じたのでしょう…
バギーはシャンクスがラフテルやワンピースを目指さないという理由を聞く事もなく、また自分の気持ちも話さなかったわけですが、それだけシャンクスに失望してしまったのでしょう…
シャンクスの事が嫌いになったわけではなく、海賊として見損なった…
バギーは精神的に、誰よりもロジャー海賊団の精神を持つ海賊だったのかも知れない!
クロコダイルとミホークに殺される事も覚悟で率直に気持ちを叫んだのは、ロジャー海賊団の『息子』という誇り、また、強さや器量では足元にも及ばないが、気持ちでは負けていない、負けるわけにはいかないという意味があるんじゃないかと思います!
しかし、バギーからすれば、ロジャーの処刑から24年経過したシャンクスの動きは、何を今更となりますよね…