【ワンピース考察】オロチが臆病な理由|小物中の小物
オロチは何故臆病なのか?
オロチは初登場時、世界政府のCP-0に対してかなり威圧的な態度をとり、無理難題を持ちかけていましたね。
イケイケのDQNかと思いきや、光月家の復讐に怯えて部下にもバカにされいるような将軍失格と言いたくなるような小物でした。
オロチのバックには四皇カイドウが控えており、それがオロチの自信になっているかと思いますが、康イエの言によると、オロチはかなり卑怯な手段で将軍職を手に入れたようです。
そう考えると、オロチは今までの人生でかなりの数の嘘をついて生きてきたのではないかと思えます。
しかし、嘘とは中身のない、本当は存在しない物事を言いますね。
『ワノ国将軍黒炭オロチ』
は、嘘で塗り固められた虚像だと言えるでしょう。
しかし、嘘なんてものバレてしまえば一瞬にして消え去るもので、いかに嘘で塗り固めた盤石な城があったとして、嘘がバレてしまえば、その城は一瞬で崩れてしまいます。
嘘は、ついた本人がそれが嘘であると一番理解しているはずです。
稀に、わからなくなる人もいるのでしょうが…
オロチが臆病であるのは、自分のついた嘘を嘘であると理解しているからであり、自分が簒奪者であると理解しているからでしょう。
だから、異常に復讐を恐れるのだと思われます。
オロチがその精神を正常に保てているのは、カイドウという存在なんでしょうね。
オロチには、カイドウに依存するしか道はないのです。