【ワンピース考察】トノヤスがオロチに言いたい事|トの康の言いたい事
トの康の言いたい事
トの康こと康イエは、皆に詫びたい事が二つ、オロチに言いたい事が一つあると言っていますが、詫びたい事の一つ目は、
『おでん様をはじめとする光月家を滅亡に追いやってしまった事』
であり、二つ目は、
『オロチを将軍にしてしまった事により、ワノ国を不幸に追いやってしまった事』
なんじゃないでしょうか?
おそらくはその中心にいたであろう康イエは死んでも死にきれずに丑三つ小僧として贖罪を続けていたのでは?
また、道化のように振舞っていたのは、国を滅亡の淵にまでは追いやってしまった自分の馬鹿だと感じてそのように振舞っていたのではないか?
また、康イエは『オロチの馬鹿』と口にしていましたが、オロチに対して言いたい事とは、
『ワノ国はすでに滅びている』
という事ではないかと思うのです。
オロチは今、ワノ国の最高権力者として君臨し、世界政府に対しても高圧的に振る舞うなどしていますが、それはあくまでカイドウの威を借りてのものであり、そういう意味でワノ国はカイドウによって支配されてしまっています。
オロチはすでにワノ国を滅ぼしてしまっているとも言えます。
康イエはおそらく自分を馬鹿だと思っているでしょうが、お前も同じ馬鹿殿だと言いたいのではないか?
また、それは近く、違う意味での馬鹿によって生まれ変わるだろうとも。
カイドウという不死身の怪物に立ち向かう覚悟を決めている馬鹿者達がいて、そいつらは本物の馬鹿だ。
お前のような他人の力を借りる小心で半端者ではない、みずからの力で運命を切り開く命知らずの馬鹿者達には、絶対に勝てないなんて事を言いたいのでないか?
言葉に語弊がありますが、甲塚はなにかを変える事ができるのかは、無理でも無茶でも本気でそれに対して全身全霊で挑める人間であると思っています。
故に、甲塚はカイドウに挑む者達を馬鹿だと表現します。
これはあくまで良い意味です!
まあ、もっと深い意味のある事を語るのでしょうが、康イエがオロチを馬鹿と呼ぶのは、目先の利益に安住し、先を見通せずに滅びの道を突き進んでいる事を突っ込む事もするだろうとは思うんですよね…
まとめ
わざわざ厳格と表現されている康イエですので、法と結びつく人物だと思えるんですよね。
また、その法に厳格な人間が丑三つ小僧として盗みを働いていたという矛盾が、本当の正義とは何かについての問題提起であるようにも感じます。
さてさて、康イエは何を語るのか?
次号が気になって待ちきれませんな!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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