ルフィの自由の概念|この世に善悪は無い?
この世に善悪は無い?
ティーチ、またシャンクスや他の海賊達にも共通していると思いますが、ONE PIECE世界の海賊達は善悪の区別が非常に曖昧であり、物事の善し悪しについては、それを自分がどう思うかだけの問題だと捉えているように見えます。
ごく一般的な見方ならばルフィやシャンクスは善のイメージで、ティーチやクロコダイルは悪のイメージになると思いますが、彼らは自分の思うままに行動しているだけで、その善悪を判断するのは他人ですよね…
自分の行動が世間から見て善であろうと悪であろうと、その結果、自分がどんな運命を辿ろうとも、それを自分以外の何かのせいにするような甘えた考えを持つ者なら、ハナから自由に生きたいとは思わず、社会からはみ出すような事はしないでしょう…
現状に納得できず不満を抱えながらでも、大きな何かに依存して生きている方が安全で楽ではあるはずですからね…
ティーチはインペルダウンで正義だ悪だと答えを探しても、その答えなどどこにも無いと言っていましたが、それはおそらくルフィも同じ考えだと思います。
ルフィがティーチの言葉をただ黙って受け止めるというシーンが今まで数回ありましたが、それはルフィが同じ考えである事を意味していると思います。
ただ、コイツとは友達にはなれないという違和感や嫌悪感があるだけの話であり、善悪というレベルの話になれば、今の四皇はみんな同じではないかと思います。
ただ、ルフィはおそらく彼らよりも更に壮大な善悪を超越したレベルの自由な世界というイメージの理想を持っているのは間違いないと思いますね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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